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GitLab実践ガイド第2版

インプレス

GitLabで構築する開発ライフサイクル

 近年、企業における迅速なソフトウェア開発において、DevOpsは必要不可欠な要素として認識されています。しかしその一方で、開発プロセス改善に関連する情報の飽和や、新しい開発支援ツールの乱立により、自社の開発チームにとってどれが最適な解なのかの見極めが難しくなっています。さらに、開発ツール導入後も、ツールやプラットフォームの運用に余計な時間を取られ、本来の目的であるコード開発に時間が割けないエンジニアが後を経ちません。このような開発現場の課題に取り組み、各企業にとって最適な開発スタイルを模索する中で、GitLabが注目を集め始めています。
 GitLabは、開発プロセスを支援する機能として、単なるリポジトリ管理だけにとどまらず、リポジトリの更新を起点とした継続的インテグレーションや継続的デプロイメントのジョブ機能や開発プロセス全体の改善サイクルを支援するプラットフォームを提供しています。さらに、組織文化の改革という点においても、GitLabではConversational Developmentという開発スタイルを提唱しており、チーム開発に不可欠なコミュニケーションの効率化を支援しています。これらの機能により、GitLabは、開発者における無駄なオペレーション工数を削減し、開発作業の効率化を実現します。
 本書はアプリケーション開発支援ツールであるGitLabの基礎から、実務の開発ワークフローの運用で使える機能までを網羅した実践ガイドです。まずGitLabが目指す開発スタイルを理解し、開発プロセスの改善を実践していただくことを目指しています。そのため、本書では単なるGitリポジトリ利用者に対する機能紹介ではなく、普段の開発プロセスの改善やデプロイオペレーションの効率化を図るために必要な情報を網羅しています。

発売日:2024-03-01

ページ数:312ページ

目次

表紙
本書の利用について
はじめに
本書のターゲット
本書の構成
第1章  The DevSecOps Platform
1-1 求められる DevSecOps
1-2 GitLabとは
1-3 まとめ
第2章 GitLabの導入
2-1 GitLabのアーキテクチャ概要
2-2 Omnibusパッケージのセットアップ
2-3 まとめ
第3章 GitLabを使ってみよう
3-1 GitLabの初期設定
3-2 Gitの基礎
3-3 Gitの基本操作
3-4 まとめ
第4章 GitLab CI/CDを動かしてみる
4-1 GitLab CI/CDの概要
4-2 パイプラインの実行
4-3 まとめ
第5章 GitLabを使ってみよう
5-1 開発ライフサイクルの検討
5-2 サンプルアプリケーションの構成
5-3 演習環境の準備
5-4 まとめ
第6章 継続的インテグレーション
6-1 継続的インテグレーションのパイプライン
6-2 アプリケーションのビルド
6-3 アプリケーションテスト
6-4 コンテナイメージへのパッケージ化
6-5 まとめ
第7章 開発レビュー
7-1 開発レビューのプロセス
7-2 コンテナイメージスキャニング
7-3 レビュー環境へのデプロイメント
7-4 デプロイメントテンプレート
7-5 レビュー環境の停止
7-6 Merge Requestの作成
7-7 まとめ
第8章 継続的デリバリ
8-1 継続的デリバリのパイプライン
8-2  Merge Request
8-3 ステージング&本番デプロイメント
8-4 リリース
8-5 統計情報
8-6 まとめ
おわりに
索引
著者プロフィール
奥付

著者プロフィール

  • 北山 晋吾(著者)

    北山 晋吾
     EC事業のインフラ運用やベンダーでのシステムインテグレーション業務を経て、現在はレッドハット株式会社に勤務。エンタープライズ向けのKubernetes管理ツールであるRed Hat OpenShiftのソリューションアーキテクトとして、ソリューション戦略企画やコンサルティングを行っている。また、仕事の傍らMBAを取得し、ユーザー/ベンダーの業務経験と経営の視点を活かしながら業務に邁進している。
     なお、オープンソース界隈を中心とするコミュニティ活動を趣味としており、業務か否かを問わずOpenShift User Groupを始めとするコミュニティ運営や登壇を生きがいに楽しんでいる。本書の他にも、『Ansible実践ガイド』『GitLab実践ガイド』(インプレス)を始めとする書籍なども執筆。
     エンタープライズの世界にも、オープンソースへの取り組みが普及することを夢に、日々情報発信できるよう努めている。

  • 棚井 俊(著者)

    棚井 俊
     レッドハット株式会社にて、銀行や証券会社等の金融機関のお客様に対するソリューション提案業務に邁進中。
     レッドハット入社以前は、証券会社の情報システム子会社においてアプリケーションエンジニアとして、健康保険組合向けの基幹システムや通信キャリアの料金計算システムなどのシステムインテグレーション業務に携わる。その後、グループ会社向けのR&D部門へ異動し、開発効率化手法の調査やCIツールやプロジェクト管理ツールのホスティングサービスの企画・開発を行った過程で、コンテナ技術やDevOps、GitLabやDocker、Kubernetesなどのオープンソースに出会い、その世界に魅了され、より多くのエンタープライズ開発者にその素晴らしさを届けるべく出奔。今に至る。

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