医学部&医者 バブル人気の実情―週刊東洋経済eビジネス新書No.220
東洋経済新報社
- 週刊東洋経済編集部(著者)
弁護士、会計士などの人気が陰る中、医者を志す学生が増加。医学部ブームはもはやバブルといっても過言ではない。だが、将来的に医者は仕事にあぶれかねない。はたして医者の地位は安泰なのか。バブル人気の実情を総点検し、医者の仕事の行方を占う。
弁護士、会計士などの人気が陰る中、医者を志す学生が増加。この10年間で1000万円以上学費を下げる大学も出てきており、一般家庭の子どもの志願者が増えている。医学部ブームはもはやバブルといっても過言ではない。だが、将来的に医者は仕事にあぶれかねない。AI(人工知能)が医療現場に押し寄せ、「内科医や外科医の多くが淘汰される」との声もある。
はたして医者の地位は安泰なのか。バブル人気の実情を総点検し、医者の仕事の行方を占う。
本書は『週刊東洋経済』2017年6月10日号掲載の34ページ分を電子化したものです。
目次
加熱する医学部受験
【医学部生によるホンネ座談会】知られざる医学部の謎
医学部進学に強い名門校の秘密
9割が内部進学。川崎医大附属の素顔
Interviewニューハート・ワタナベ国際病院総長●渡邊 剛
サラリーマンでも大丈夫。私大医学部への資金戦略
留年する医学部生が増加。卒業まで10年コースの学生も
ハンガリー留学という選択肢
38年ぶり新設医学部・国際医療福祉大の評価
出世街道は人それぞれ
初期研修先の人気は大学病院に回帰か
Interview日本専門医機構理事長●吉村博邦
大学病院・開業医・起業家…。広がる医者のキャリア
Interview医療ガバナンス研究所理事長●上 昌広
地域枠だけではない、医師偏在解消の処方箋
回復期の医療が増える
トップは眼科の開業医。医者が稼ぐおカネの現実
【2050年の展望】医者と医療の未来
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