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ミクロ経済学II<プログレッシブ経済学シリーズ>

東洋経済新報社

首尾一貫した経済学に基づいた政策論の視点を身に付けるためのミクロ経済学のテキスト。不況期の政府と市場の役割分担について見直し、効率化政策が格差是正につながることを示す。

本書は、経済学を初めて学ぶ人が、さまざまな経済政策問題への対応策を自分自身で考えられるようになることを目的としたミクロ経済学の入門テキストです。

上巻(I)では,市場と政府の役割分担を明らかにしたうえで、市場の失敗と政府の失敗への対策を論じました。


本巻(II)では、労働・土地・資本市場をくわしく分析し、それを土台に、格差是正政策と効率化政策との関連を明確にします。さらに、その視点から現在日本の経済政策を評価します。



○本書で扱う課題

【格差是正】 家計が得る所得(賃金,地代,家賃など)が市場でどのように決まるかを分析し,所得格差の原因を探り,格差是正策を論じます。

【効率化】 まず,労働・土地・資本市場の余剰分析を行います。つぎに,社会的機会費用の概念を用いて,独占や外部不経済などの非効率を示します。さらに厚生経済学の基本定理を証明します。

【格差是正と効率化の両立】 格差是正政策が効率化政策と両立可能であることを示し,そのうえで,日本では効率化政策も格差是正政策も実行する余地がきわめて大きいことを示します。けでなく、経済学を独習したいと考えている社会人にも、大学で経済学を専攻するかどうか判断しようとしている高校生にも、役立つでしょう。

発売日:2009-08-13

目次

<I巻-市場の失敗と政府の失敗への対策>に続く
12章 フローとストック
13章 労働
14章 生産要素の総量市場と帰属所得
15章 供給者による自家消費
16章 混雑
17章 長期と最長期
18章 生産と消費の基礎理論
19章 厚生経済学の基本定理
20章 社会的厚生
21章 効率化政策
22章 格差是正政策
終 章 効率化政策と格差是正政策の両立