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一徹――智辯和歌山 髙嶋仁 甲子園最多勝監督の葛藤と決断

インプレス

甲子園で誰よりも勝った男が貫き通したもの

2018年に100回大会を迎えた夏の甲子園。その100回の歴史の中で、数々の名勝負、名選手、そして名監督が生まれてきた。そんな長い歴史を誇る甲子園において、誰よりも多く勝利を収めている監督が、智辯和歌山高校・高嶋仁監督(現・名誉監督)である。智辯学園、智辯和歌山を率い、春夏の甲子園出場38回、通算勝利68勝はいずれも歴代最多。古希を迎えてもなおグラウンドに立ち続けていたが、2018年夏を最後に惜しまれつつ勇退。それに至るまでの様々な葛藤や心の揺れ、「平成の王者」と言わしめた隆盛時代、翳りが見え始めた中での謹慎、それでも貫き通した信念――。本人へのインタビューを中心に、教え子、対戦監督、故郷、家族……総勢50名以上の関係者が知られざる真実を語る。この10年誰よりも高嶋を追い、本人からの信頼も厚い著者・谷上史朗が綴る渾身のノンフィクション作品。

発売日:2019-04-26

ページ数:400ページ

目次

表紙
目次
1章 不意の電話
2章 原点
3章 壁
4章 異動
5章 頂
6章 翳り
7章 歩き続けて
8章 揺れ
9章 難敵
10章 逡巡
11章 運命の夏
12章 戦い終えて
13章 不在
あとがき
髙嶋仁 生涯戦績
奥付