今こそ読みたいマクルーハン
マイナビ出版
- 小林啓倫(著者)
メディアはメッセージである(The medium is the message)――
マーシャル・マクルーハンという人物についてよく知らなくても、この有名なセリフは聞いたことがある人は多いでしょう。
例えば戦略論ならマイケル・ポーター、マーケティングならフィリップ・コトラーを読むといった具合に、メディア論における基本的な理論を提供してくれる人物こそ、本書で取り上げるマーシャル・マクルーハンなのです。
メディアに対する考察は、日々その重要性を増しています。
80年代のニューメディア、90年代のマルチメディア、そして近年のソーシャルメディア……。
私たちの社会は常に新しい「メディア」に直面してきました。
メディア論の大家、マクルーハンは、まだテレビが新しいテクノロジーだった時代に、来るべきネット社会の到来を予言していました。彼はメディアやテクノロジーに対する深い洞察を通じて、人間が何を考え、社会がどのように動いているのかを解説してみせたのです。
彼が駆使した思考のフレームワークは、死後30年たったいまでも決して色あせていません。
マクルーハンはどのようにメディアを捉え、どのような可能性を見出していたのでしょうか。
彼が現在の情報化社会・ソーシャル時代を目にしたとしたら、どのような考察を行うのでしょうか。
マスメディアが衰退し、ソーシャルメディアが台頭する今こそ、マクルーハンがメディアをどのように捉えていたのかを整理し、その考え方を私たちの生活やビジネスのなかでどう役立てることができるのか理解しましょう。
発売日:2013-10-23
ページ数:280ページ
絶賛!発売中!
-
- リベラル vs. 力の政治
- 日本社会・日本政治
- 戦後の世界を築いてきた「リベラルな国際秩序」は終わるのか? 世界はどこに向かうのか? 米国を代表する知性が語る世界秩序論
-
- 霞が関 悩める官僚―週刊東洋経済eビジネス新書No.271
-
- 週刊東洋経済編集部(著者)
- ビジネス・経済 読み物
- 忖度とうい言葉が躍り出た2018年。強気の安倍内閣の足元で、霞が関の官僚は不人気、不遇、不祥事に翻弄されていた。政策を担うエリートたちは政治と官僚ムラの掟でがんじがらめだ。悩める官僚の実態に迫った。
-
- 君たちはどう働きますか
-
- 西本甲介(著者)
- ビジネス哲学・自己啓発
- エンジニア集団・メイテックの元社長が働く人すべてに送る心からのエール。企業の枠を超えて生涯働き続けるためのヒントが満載。
Copyright © Mynavi Publishing Corporation