UXライティングというビジネス
できるUXライターは「コピーを書く」だけじゃない! ビジネス目標の整理、成果の測定、社内のプロセスづくりまでをも網羅。
マイナビ出版
- Yael Ben-David(著者)、 奥泉 直子(翻訳)、 池田 茉莉花(翻訳)、 UX DAYS PUBLISHING(監訳)
ユーザー体験とビジネス成果の両立を目指す、一歩先をゆくUXライティング
UXライティングの真価を発揮するには、ユーザー視点に加えてビジネス視点も持つことが重要です。ユーザー体験の向上とビジネス目標の達成を同時に実現するUXライティングに必要な、マインドセット、ツールやフレームワーク、コラボレーションの方法論を、著者の豊富な経験とケーススタディを通じて解説します。
ビジネスを考慮したUXライティングでは、実際にコピーを書き始める前に、UXライティングが貢献すべきビジネス目標を特定し、その投資収益率(ROI)を測るための指標を定めます。さらにROIを最大化するために、改善プロセスを構築したり組織体制を整えたりすることもUXライターが担う役割となります。
本書では以下のような実践的な内容を紹介しています:
・UXライティングの価値をビジネスステークホルダーに効果的に伝える方法
・UXライターが適切なタイミングでプロジェクトに関与する方法
・ROIを高めるUXライティングのフレームワーク(KAPOW)
・ビジネス目標に紐づいた成果の測定と、改善プロセスの構築
・組織に働きかけUXライティングの協力者を増やすアプローチ
著者のヤエル・ベン=デイビッドは、ビジネス視点を持ったUXライティングを探求する、数少ない専門家の一人です。UXライティングの文章術に関する情報や書籍は多いですが、ビジネス視点をあわせ持ったUXライティングに特化している本書は世界的に見ても希少な存在です。
UXライティングに専門的に携わる方はもちろん、プロダクトマネージャー、デザイナー、そしてUXライティングに関心があるすべての方にとって、実践的なガイドとなる一冊です。
発売日:2024-12-24
ページ数:184ページ
目次
Chapter1 UXライティングのこれまでの歩み
Chapter2 UXライティングとビジネスが出会う場所
Chapter3 UXライティングでROIを向上させる方法
Chapter4 論より証拠! UXライティングの成果の測定
Chapter5 ビジネスに貢献するUXライティングの力
著者プロフィール
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Yael Ben-David(著者)
【著者】
Yael Ben-David(ヤエル・ベン=デイビッド)
デザイン コンサルタント。リサーチおよびその解決法を提案する専門家。Mule Design Studioの共同創設者。
X(Twitter)のアカウントは@mulegirl 。ポッドキャスト『Voice of Design』の共同ホストも務める。 -
奥泉 直子(翻訳)
【翻訳】
奥泉 直子(おくいずみ なおこ)
フリーランスのユーザーリサーチャー
小樽商科大学卒。中京大学情報科学研究科認知科学専攻、修士課程通信教育課程修了。
業界や国内外を問わず、さまざまな商品やサービスの開発や改善を目指すものづくりのプロジェクトに数多く従事。また、人間の認知特性を踏まえて調査に臨むことの意義とそのためのノウハウを伝える講義やセミナーの講師を務め、後輩の育成と指導にも積極的に関わる。
訳書に『ローリーとふしぎな国の物語』(2017, マイナビ出版)、『ウェブ・インクルーシブデザイン』(2023, マイナビ出版)、共著書に『HCDライブラリー第7巻 人間中心設計における評価』(2019, 近代科学社)、『ユーザーインタビューのやさしい教科書』(2021, マイナビ出版)、著書に『ユーザーの「心の声」を聴く技術』(2021, 技術評論社)などがある。 -
池田 茉莉花(翻訳)
【翻訳】
池田 茉莉花(いけだ まりか)
UI/UXデザイナー
千葉大学デザイン学科卒。千葉大学大学院デザイン科学専攻修士課程修了。デザイナーとしてWebサービスやアプリのUX設計やUIデザイン、フロントエンド実装に従事。
主にスタートアップや新規事業のサービス開発支援を行っている。 -
【監訳】
UX DAYS PUBLISHING
日本最大級のUXイベントのUX DAYS TOKYOの書籍の出版や翻訳を手掛ける部門として海外の書籍を独自のネットワークで仕入れて、「絶対に読みやすい本や利用しやすい本」を目指して翻訳や執筆を手がける。
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