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教養として学んでおきたいニーチェ

マイナビ出版

ニーチェかく語りき。「超人」をめざせ!

ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェ。
「神が死んだ」「ニヒリズム」「超人」「ルサンチマン」……。
私たちがいま当然のこととして見なしている考えの多くが、実はニーチェに由来しています。
ニーチェを一度も読んだことがなくても、知らず知らずのうちにニーチェ的にものごとを考えています。
意識するかどうかにかかわらず、私たちはニーチェの掌の上で踊らされているのです。
「どう生きていくのか」という問いが、ニーチェの生涯の最初から最後まで貫いていました。
彼の思索は、すべての人に何かしらのヒントを与えてくれます。
現在の生きづらい世の中で、ニーチェを読んでみてはいかがでしょうか。

序 章 ニーチェって、どうして人気なの?
第1章 ニーチェを知ると、何が変わるか?
第2章 神が死んで、どうなるか?―「神は死んだ」
第3章 生きる意味なんてない―「ニヒリズム」
第4章 真実はひとつではない―「パースペクティブ主義」
第5章 妬みが道徳を生み出した―「ルサンチマン」
第6章 人間の向こうに何があるか―「超人」
第7章 遊び、そしてパロディ―「永遠回帰」を生きるヒント

発売日:2021-09-27

ページ数:216ページ

著者プロフィール

  • 岡本裕一朗()

    岡本 裕一朗:1954年、福岡生まれ。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。玉川大学名誉文学部教授。専門は西洋近現代思想。著書に、『哲学と人類』(文藝春秋)、『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)、『フランス現代思想史‐構造主義からデリダ以後へ』(中公新書)、『答えのない世界に立ち向かう哲学講座』(早川書房)、『教養として学んでおきたい哲学』(マイナビ新書)など多数。