辺境から中心へ
東洋経済新報社
- 榊原英資(著者)
閉塞感が漂う先進国の経済社会。それを打開するカギは、実は日本にあった! 辺境ゆえに築かれた、日本独自の文化が21世紀の世界をリードする。歴史の潮流から見た日本再発見論。
榊原英資氏の日本論です。日本は豊かな自然に恵まれ、辺境にあるがゆえに外国からの侵略もなく、独自の文化をじっくり育てることができました。今後、高い経済成長こそ望めないものの、成熟社会としては理想的な状況にあるのではないか、と著者は言います。ヨーロッパ人たちが森を切り開いて生きてきたのとは対照的に、日本人は自然に畏敬の念を持ち続けてきました。欧米先進国の間では、このような日本文化にあるものの見方・考え方に注目する人々も増えているようです。日本人が知らない日本を再発見させてくれる著作です。
発売日:2011-04-28
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