20年後 ニッポンの難題―週刊東洋経済eビジネス新書No.264
東洋経済新報社
- 週刊東洋経済編集部(著者)
人口減、高齢化のインパクトが鮮明になるとみられるのが20年後の2040年前後だ。その時、どんな経済や社会が待っているのか。16の分野の考察から20年後のニッポンの姿を描き出す。問題先送りはもう限界だ。
人口減、そして高齢化のインパクトが鮮明になるとみられるのが20年後の2040年前後だ。その時、どんな経済や社会が待っているのか。医療・介護から議会まで、人手不足の波が公的分野に幅広く及ぶことだ。農業や介護人材は言うに及ばず、学校の先生や自衛隊・消防・警察などの担い手も不足する。問題先送りはもう限界だ。16の分野の考察から20年後のニッポンの姿を描き出す。
本誌は『週刊東洋経済』2018年4月7日号掲載の26ページ分を電子化したものです。
目次
人口減少と高齢化の波にさらされるニッポン
予測(1) まちが消えていく
予測(2) 健康保険料が4割上がる
予測(3) 119番は有料制に
INTERVIEW 立正大学 経済学部教授・吉川 洋 経済成長は人口だけで決まらない
予測(4) AIが結婚、就職を決める
予測(5) ロボットが介護を効率化
予測(6) 定年制度がなくなる
INTERVIEW 人口減少は日本をどう変えるか
筑波大学 学長補佐・落合陽一 テクノロジーが日本を再興する
小西美術工藝社 社長・デービッド・アトキンソン 明治維新並みの抜本改革を
予測(7) 外国人労働者が来ない
予測(8) 大学が留学生であふれ返る
予測(9) 住宅価格は半分に
予測(10) 水道料金は6割上がる
予測(11) 学校ゼロ自治体が発生
予測(12) 女性自衛官が急増
予測(13) 消費税は40%に上昇?
フランスで再び出生率が落ち込んだわけ
予測(14) 日本茶が飲めなくなる
予測(15) 町村議員がいなくなる
予測(16) 中国と日本 メガシティの競争が激化
異色対談 作詞家・秋元 康 × 東京大学 特任准教授・松尾 豊
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