店長のための 早わかり労働安全衛生法
東洋経済新報社
小売・飲食業でも事故や災害は起こる! お客様・スタッフを守るために必要な労働安全衛生法の知識をわかりやすく解説する。
お客様、スタッフを事故から守る!
小売業界、飲食業界で働く店長・マネージャー、必読の書
▼大災害は建設現場より少ないが
小売業、飲食業を含む第3次産業では、爆発や倒壊という工事現場などで起こるような大災害は少ないが、
店舗内での転倒、火傷などが頻繁に起こっている。時としてスタッフやお客様が負傷することがある。
大きな災害の発生率が低い分、労働安全衛生に関する意識が低くなりがちである。
また職場環境の整備が整っていない場合は、ストレス性の疾患や過重労働も起こりやすい。
労働安全衛生面での配慮が行われないと、ブラック企業と言われかねない。
▼店舗での火事が起こると
2004年某ディスカウントストアで火事が起こり、避難経路や防火態勢の不備で、
従業員死亡、来店客負傷という惨事となった。
このように一旦店舗で火事が起こった際の対応ができていないと大惨事となり、
その後、保障問題などで会社も危うくなりかねない。
お客様に安心して飲食、買い物をしていただき、
また従業員にも働きやすい職場環境を整えるためにも労働安全衛生法を遵守することが不可欠だ。
複雑で難しいというイメージの同法を可能な限りわかりやすく解説したものが本書である。
小売、飲食店の店長、マネージャーの方々にはぜひ読んでいただきたい書である。
発売日:2014-04-03
目次
第1章 まずこれだけは知っておこう
第2章 労働安全衛生法とは
第3章 小売業・飲食店における労働安全衛生法
第4章 安全衛生教育と健康管理
第5章 労働者の危険と労働災害の防止
第6章 職場・作業環境の整備と災害防止
第7章 非正規社員等の安全衛生
第8章 労働災害等の発生と考察
第9章 罰則、その他
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