「つながり」の創りかた
東洋経済新報社
- 川上昌直(著者)
所有から利用の時代に企業はモノ売りから脱却し、継続収益を生む顧客との関係をいかに構築すべきか。ビジネスモデル転換の方法論。
サブスクリプション、フリーミアム、レーザーブレード、リース、リピーター、……。企業と顧客との「つながり」方が大きな変貌を遂げている。顧客の価値観が「所有から利用へ」と変化し、ものづくり企業にも、もの売り企業にとっても、ビジネスの常識が根本から覆る。本書では、リカーリング(継続収益)を生み出す、ユーザーとのつながりの創りかたを提案する。現在、最注目の「サブスクリプション」をマネタイズ研究の第一人者が説き明かした決定版!
【本書より】
今、勝ち残るビジネスモデルとして注目されているのが、「サブスクリプション」です。実は、サブスクリプションは、「リカーリング」というビジネスモデルの1つです。
私は、実業で役立つビジネスモデルを研究しているので、企業の悩みを聞く場面が多々あります。その中で、リカーリングモデルに変えようとして失敗した話も見聞きしてきました。なぜ失敗するのか。その答えは明白です。「つながり」という視点が圧倒的に欠けているからです。
「つながりが不可欠な時代」に、どうしたら収益を生み出すビジネスモデルをつくれるのか。本書は、その理論を示すことが目的です。
発売日:2019-06-07
目次
はじめに
序章 サブスクリプションを支える「つながり」
第1章 売り切りモデルの停滞
――なぜリカーリングモデルが注目されるのか
第2章 リカーリングモデルのバリエーション
――サブスクリプションだけじゃない継続収益
第3章 リカーリングモデルの利益思考
――利益の認識を変える
第4章 つながりを強化する
――リカーリングモデルの必要条件
第5章 つながりを可視化する
――ユーザー視点で考える
第6章 メンバーシップが強いつながりを生む
――成果を共有する共同体へ
終章 マネタイズを実現するアセタイズ
――つながりはコストではなく資産だ
おわりに
参考文献
用語一覧
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