ゼネコン バブル超え―週刊東洋経済eビジネス新書 no.189
東洋経済新報社
- 週刊東洋経済編集部(著者)
大林組、鹿島、清水建設、大成建設の上場4社は2016年3月期、そろって最高純益を更新。特筆すべきはその急回復ぶりだ。変わりゆくゼネコンを取り巻く環境からいまの業界を探る! スーパーゼネコン4社のトップインタビューから見えるものは…。
大林組、鹿島、清水建設、大成建設の上場4社は2016年3月期、そろって最高純益を更新した。特筆すべきはその急回復ぶりだ。非居住用建築物の着工単価もバブル期の20万円/m2を超える。リニア中央新幹線は、品川─名古屋間だけで約5・5兆円、さらに名古屋-大阪間を加えると総工事費は9兆円を超える巨大プロジェクトだ。
しかし、そこに死角はないのか?。変わりゆくゼネコンを取り巻く環境からいまの業界を探っていく。スーパーゼネコン4社のトップインタビューから見えるものは…。
※本誌は『週刊東洋経済』2016年7月30日号掲載の20ページ分を電子化したものです。
目次
ゼネコン バブル超え
五輪後も続く再開発・優良案件を「選別」…赤字受注は過去のもの
政策保有株「放出」への圧力
【TOP INTERVIEW】 大林組 社長・白石 達
10年先までは大丈夫 新しい顧客が出てくる
【TOP INTERVIEW】 鹿島 社長・押味至一
掘削の新技術を投入 採算もそれほど心配ない
【TOP INTERVIEW】 清水建設 社長・井上和幸
五輪後も高水準を維持 施工能力を一段高める
【TOP INTERVIEW】 大成建設 社長・村田誉之
東京での仕事は3割増 18~19年にピーク迎える
ゼネコン熱視線! リニア新幹線工事が始動
【業界を覆う人手不足の実態】下請けは依然悲鳴!10年後労働者は“消滅”
加速する建築家外し…ゼネコンが設計・施工を丸抱え
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