医学部&医者の大問題―週刊東洋経済eビジネス新書No.280
東洋経済新報社
- 週刊東洋経済編集部(著者)
2018年、東京医科大学の不適切入試事件で懸念される医学部入試。受験生の熱視線を浴びる医師のキャリアだが、その実態は働き方や将来への環境変化など問題が山積み。医学部・医師をめぐる問題の全貌を検証する。
2018年7月、文部科学省の局長が息子の裏口入学を見返りに、東京医大の事業採択に便宜を図ったとして逮捕された事件は大きな衝撃を与えた。やがて医学部や女性医師をめぐる問題にも発展した。だが、東京医大事件などまるでなかったかのように、医学部人気は健在だ。しかし、将来の少子化をにらみ、医学部・医科大の生き残り競争は始まっている。
医師国家試験に合格すれば一生安泰という時代ではなくなりつつある。これからの医師には医療界の環境変化を見据え、道なき道を切り開いていく覚悟が求められる。
熱視線を浴びる医師のキャリアだが、その実態は問題が山積み。医師をめぐる問題の全貌を検証する。
本誌は『週刊東洋経済』2018年9月8日号掲載の28ページ分を電子化したものです。
発売日:2019-01-17
目次
揺れる医学教育と医療現場
東京医大不正入試の全貌
裏口入学に揺れる文部科学省
医学部受験のオモテとウラ
女性差別の根本にある長時間労働が続く理由
INTERVIEW 「女性医師では現場は回らない」は本当か?
(1)「女性は男性に劣る」は偏見(山口一男)
(2)女性医師のほうが死亡率が低い(津川友介)
(3)お粗末な「やってる感」演出(香山リカ)
(4)医局システム破綻の裏返し(青木正美)
少子化時代に生き残りを懸ける医学部・医大の経営戦略
INTERVIEW 県をまたいだ部分統合もありうる(山下英俊)
変わる医者の人生設計
歴史に根差した医師偏在 国家統制では解決せず
こんなに顕著! 医者の賃金格差
頻発する医療事故の真相
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