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Docker実践ガイド 第2版

インプレス

Dockerの基本概念からKubernetesの導入まで企業におけるコンテナ環境の活用手法を網羅

 本書では、技術者だけでなく、IT基盤の方向性の検討や戦略の立案、意思決定を行う立場の方が、導入前の検討を実践できる内容を盛り込みました。具体的には、コンテナの特徴、導入時の検討項目、注意点などのチェックリストを設け、システム構成例などを解説図にまとめ、要点を把握しやすいようにしました。また、大規模データセンター向けのコンテナ基盤構築の経験がない技術者でも、その基礎を理解できるよう、Dockerのインストール手順、使用法などを具体的に記載しています。
 また、今回出版される第2版では、新たに商用版Docker EEの検討項目、構築手順、使用法、セキュリティ管理手法の掲載に加え、Dockerを取り巻くエコシステムについて、2019年時点での最先端のトピックを取り上げました。内容の詳細は目次を参照していただきたいのですが、コンテナの連携を行うDocker Compose、クラスタ化を実現するDocker Swarm、コンテナ向けの仮想化基盤を構築するDocker Machine、GUI管理ツール、CRIUを使ったライブマイグレーション、コンテナ専用OSのCoreOSとRancher OS、コンテナ基盤におけるネットワーキング、周辺機器の使用例、インターネットに接続しない社内コンテナ環境の構築、そして、複数コンテナによるオーケストレーションを実現する人気のKubernetesなどの解説を網羅しています。

発売日:2019-02-18

ページ数:496ページ

目次

表紙
商標
はじめに
本書が想定する読者対象/本書の構成
本書の表記
1-1 Docker の誕生
1-2 Docker のもたらす環境
1-3 新たな IT インフラへの移行
1-4 Docker に向くシステム、向かないシステム/1-5 Docker の課題
1-6 Docker コンテナのアーキテクチャ
1-7 名前空間とは?
1-8 まとめ
2-1 検討項目の洗い出し
2-2 Docker を稼働させる OS の選択要件
2-3 サーバー OS vs. コンテナ専用 OS/2-4 Docker のエディション
2-5 まとめ
3-1 物理サーバーの CPU に関する留意点
3-2 メモリおよびディスクに関する留意点
3-3 Docker ホストとしてのCentOS 7.x のインストール
3-4 Docker 利用のためのパーティショニング例
3-5 Docker CE のインストール
3-6 Docker の基本操作/3-7 Docker の各種コンポーネント
3-8 Docker イメージとコンテナ
3-9 systemd に対応したコンテナの利用
3-10 Upstart に対応したコンテナの利用
3-11 ホスト OS から Docker コンテナへのディレクトリ提供
3-12 Docker におけるデータ専用コンテナ
3-13 イメージのインポートとエクスポート
3-14 Docker イメージのセーブとロード
3-15 リソース使用状況の確認
3-16 まとめ
4-1 Dockerfile を使ったイメージの作成
4-2 Dockerfile にプロキシサーバーの情報を入れない方法
4-3 ホスト OS からDocker イメージへのファイルコピー
4-4 Dockerfile におけるコマンドの自動実行
4-5 CMD 命令と ENTRYPOINT 命令の関係
4-6 Docker コンテナによる Web サイトの構築
4-7 Dockerfile の利用指針
4-8 まとめ
5-1 ホスト OS 上でのコンテナ間の通信
5-2 複数の物理ホスト OS で稼働する Docker コンテナ同士の通信
5-3 Docker Swarm 環境にけるフラットネットワークの構築
5-4 複数サービスの一括管理
5-5 まとめ
6-1 Docker における CPU 資源管理
6-2 メモリ容量の制限
6-3 ディスク I/O 帯域幅の制限
6-4 GUI アプリケーション用コンテナ
6-5 コンテナでの DVD の利用
6-6 コンテナでのサウンドプレイヤの利用
6-7 コンテナでの Web カメラの利用
6-8 まとめ
7-1 Docker Compose とは?
7-2 Docker Machine によるDocker ホストの構築
7-3 Docker イメージの社内配信、集中管理
7-4 Docker における GUI 管理
7-5 GUI ベースのコンテナ管理ツール
7-6 CRIU によるコンテナのライブマイグレーション
7-7 まとめ
8-1 コンテナ専用 OS の必要性/8-2 CoreOS
8-3 RancherOS
8-4 まとめ
9-1 Docker EE の特徴
9-2 UCP を使ったコンテナの配備
9-3 DTR を使った Docker イメージの脆弱性チェック
9-4 まとめ
10-1 Kubernetes、etcd、flannel とは?
10-2 Pod
10-3 コンテナによる冗長システム
10-4 永続的ストレージを使うブログサイトの構築
10-5 Kubernetes の GUI
10-6 まとめ
付録 A docker コマンドと使用例
付録 B Dockerfile の命令一覧
付録 C Docker Swarm のコマンド一覧
付録 D Docker Compose のコマンド一覧
付録 E Docker Machine のコマンド一覧
索引
著者紹介
奥付

著者プロフィール

  • 古賀 政純(著者)

    兵庫県伊丹市出身。1996年頃からオープンソースに携わる。2000年に入社後、UNIXサーバーのSE及びスーパーコンピューターの並列計算プログラミング講師を担当。科学技術計算サーバーのSIの経験も持つ。2005年、大手企業のLinuxサーバー提案で社長賞受賞。2006年、米国ヒューレット・パッカードからLinux技術の伝道師として「OpenSource and Linux Ambassador Hall of Fame」を2年連続受賞。オープンソースを活用したサーバーのSEとしてプリセールスMVPを4度受賞。現在は、Hadoopを軸にオープンソースを駆使する大規模サーバーのプリセールスSEとして、技術検証及び執筆に従事。Red Hat Certified Engineer、Novell Certified Linux Professional、Red Hat Certified Virtualization Administrator、EXIN Cloud、Red Hat OpenStack、HPE ASE、Hadoop(CCAH)などの技術者認定資格を保有。著書に「Hadoopクラスター構築実践ガイド」「Mesos実践ガイド」「OpenStack 実践ガイド」「CentOS 7実践ガイド」などがある。趣味はレーシングカートとビリヤード。