Web Designing: ブランドをつくる、育てる「それからデザイン」の思考と戦略

ビジネス成功のカギはブランディングが握る。ブランドをつくる、育てる
「それからデザイン」の思考と戦略

ブランディングに欠かせないのは、
マルチなスキルを持ったスタッフ

佐野さんが「ブランド戦略型Webサイト」の制作に欠かせないと強く訴えるのが、幅広いスキルを持ったスタッフ。それぞれ得意分野は持ちつつも、スタッフ間で知識や情報が共有されていなければ、クライアントへの深い提案はできない。

佐山祐紀　デザイナー／ライター
深い理解が、よいデザインに繋がる

主にデザインやコーディングを担当。最近は原稿制作にも力を発揮している。以前、勤めていたWebサービスの会社とは、「クライアントへの理解や関わり方、提案の仕方が大きく違う」と佐山さん。前述した大船住研のプロジェクトでは、同社の魅力や家づくりに込めた想いをわかりやすく伝えるためにストーリー仕立てのコンテンツを制作した。

堀孝文　プログラマー
デザインを意識したプログラミングを

CMS構築やサーバ、自社サービスの設計など、主にバックエンドを担当。「それからデザイン」では堀さんのようなプログラマー／SEであっても、クライアントとの打ち合わせに同行する。一見、非効率にも思えるが、「お客さんと直接、話すことで、何をしたいのかが深いレベルで理解でき、それを全体の設計に反映させています」と堀さん。

斧山洋平　デザイナー
課題から逆算して、デザインを考える

主にデザインを担当。「それからデザイン」が手がけるWebは、「デザイン優先ではなく、企業の魅力、ブランディングを伝える目的から逆算されたデザイン」と斧山さん。キャンペーンサイトなどとは違い、わかりやすいデザインであることが重要だ。クライアントとの窓口にもなり、直接やりとりすることが大半で、それがデザインにも活かされている。

渡辺勤子　ディレクター
いいブランディングがいいスパイラルを生む

「それからデザイン」設立以前から、佐野さんと一緒に仕事をしてきた渡辺さんは主に企画戦略を担当。「ブランドを育てていくことで、会社の売上がかわり、社員の意識がかわり、採用できる人材もかわり‥‥、といういいスパイラルができる。Webサイトをきっかけに、そのお手伝いをするのが、『それからデザイン』です」と渡辺さん。