第11回 大人のスキンケアとツヤのこと
2017.06.09
私のおしゃれの勉強法は、街を歩くおしゃれな人を見つけることです。若い方や年上の方で、取り入れたいなと思うおしゃれをみつけるとうれしくなります。この連載では、私が街でみつけた「おしゃれ」を紹介したいと思います。
40歳を過ぎてから、素肌がガクンと下り坂に。
鏡を見るたび、大学時代に炎天下で日焼けしまくっていたバイトの日々を後悔しています。
「ふだんから、きちんとケアしてなかったよね」という結果がちゃーんと顔に出ているのです。
そんな私がメイク前に頑張っているのが、リンパマッサージ。
くすんだ肌を、少しでも血色をよくして元気な印象に見せる戦法です。
もうここまで来たら、気持ちだけは負けるわけにはいきません。
シミ隠しに欠かせないのがコンシーラー。
以前、メイクさんに使い方のコツを教えてもらいました。
それは、コンシーラーをシミの上にのせて、しばらく時間をおいて定着させてから、ブラシで周りと馴染ませるというテクニック。この一技でカバー力がアップするそうです。
もうひとつ教えてもらったのが、メイクの仕上げにハイライトを使うこと。 目尻からこめかみにかけてハイライトをのせると、光のラインができて表情がリフトアップするそうです。疲れたなあ、なんて顔をしてると自分の気持ちまでしょんぼりしてしまうので、顔にツヤを足すようにしています。
年齢は顔よりも手に出ると言いますが、悲しいかな、私の手はしわしわのおばあちゃんのようです。
同じ歳の友達が私の手と並べて、「私のほうが、まだ若いわ~」と喜ぶほど……。
手の甲だけでなく手のひらまでしわしわで、しかも色が赤黒いのが悩み。
そんなとき、父親の手を見たら、爪や指の形はもちろん、しわしわ加減、赤黒い色までそっくりだったんです!
私の手よりもさらに老化が進んで、血管が浮き出て、手の甲にシミがあること。 これが未来の私の手だと確信し、今から本気でケアしようと思い立ちました。
私より年上のつやつやの手の女性が、必ず毎晩オイルマッサージをしてから手袋をして寝ていると教えてくれました。いまでは手袋をしないと寝られないほど習慣になっているそうです。
さっそく、私も真似しようとシルク100%の手袋を購入!
これをつけて寝ると、朝触ったときの肌の柔らかさが全然違ってびっくりします。
すぐに結果が出るわけではないですが、意識が手に行くようになったので、日中も手を洗うたびにハンドクリームやオイルをつけるようになりました。
それに加えて、指先に色があると気持ちが上がるので、セルフのショートネイルも楽しんでいます。
手を動かすたびキラキラネイルが光るのがうれしいんです。
今まで怠ってきた乾燥とUVケア、これからは頑張っていこうと思います。