第1回 大人のワンピース
2016.08.03
私のおしゃれの勉強法は、街を歩くおしゃれな人を見つけることです。若い方や年上の方で、取り入れたいなと思うおしゃれをみつけるとうれしくなります。この連載では、私が街でみつけた「おしゃれ」を紹介したいと思います。
周期的に、ワンピースがたまらなく着たくなる時があります。
40歳を過ぎるとフリルやレースのガーリーなワンピースが似合わないことは自覚しています。だけど私にとってワンピースは、少女のアイコン。いくつになっても袖を通して、乙女心を満たしたい欲求があるんです。
ワンピースに、靴下またはタイツと、ストラップシューズを合わせたい!(45歳だけど……!)
私が思う大人のワンピースは、色や柄がはっきりくっきりしているもの。
それを一枚でさらりと着こなしている方に街で見かけると素敵だなぁと思います。
モノトーンワンピースに、真っ赤な小物を合わせていた50代くらいの女性は、すぐにまねしたい!と思ったほど素敵でした。
黒という色は、肌がくすんで見えることもありますが、顔まわりに白い襟があるとパッと明るくなります。さらに原色を合わせることで、ビビットでモダンな印象になると思います。
もうひとつ憧れているワンピースの着こなしは、旅先のスウェーデンで見かけたマリメッコのワンピースを着たおばあさま。
永遠に古くならないテキスタイルは、年を重ねた方にも似合うものなんだなぁと、素敵な宝物をみつけたようでドキドキしました。
将来、孫ができたら、おそろいのハッピードレスを着て写真を撮ってみたいと思っています。