新小学1年生ママ必見 入学準備は焦らないで大丈夫!|整理収納アドバイザー上田麻希子の自然と片づく家づくり 第21回|くらしの本棚

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新小学1年生ママ必見 入学準備は焦らないで大丈夫!|整理収納アドバイザー上田麻希子の自然と片づく家づくり 第21回

お片づけに全く興味のない主人と7歳の息子、10歳の愛犬と築17年の3LDKのマンションで暮らしています。

家族がいるとお片づけは自分だけの考えではうまくいかない事も多いですよね、一緒に暮らしている人がいるのならお互いの歩み寄りはとても大切なこと。

私自身、主人と息子の性格を考慮して相談しながら家のお片づけをしてきました。お互いの意見を取り組むとその家の正解が見えてきます。

散らかるのは当たり前、散らかってもすぐに片づけられる仕組み作りさえしていればイライラも少なくすみます、
我が家のお片づけ方法、収納など含めて少しでも参考になる所があれば幸いです。

はじめに

2023年、早くも下旬になり年齢とともに日々が過ぎていくスピードを感じています、今年もよろしくお願い致します!

我が家は4月から小学3年生になる息子がいます。
思い返すと2年前の今頃、小学生になるという未知の世界を迎えるにあたり
色々と焦り先走りしていたことも多々・・・

初めて迎える小学校生活について、先輩ママから色々聞いていたものの、具体的にどんな暮らしになるか当時はまったく予想ができませんでした。
今年から小学生になるお子様がいらっしゃる方は参考にしていただけると幸いです!

ランドセル収納

小学生になって増えるものといえば、真っ先に思いつくのがランドセルと教科書ではないでしょうか。
【ランドセル収納】と検索するとたくさんのアイディアや家具が出てくると思います。
とりあえず買っておこうと思う人もいるかもしれませんが自分の子供に合っているモノなのかは使い始めないと分からないということも多いですよね。

まずは【置く】【掛ける】どちらなのか?ということを考えてみましょう。

・掛ける収納

ランドセルは教科書が詰まった状態では重さ3~4kg以上にもなるので、
低学年のお子さんは頭より上に持ち上げて掛けるのは大変です。
選ぶとしても高さは70cmほどを目安にして下さい、
ただ掛けるという行動自体がうまくできないという場合もあります。
掛けられる収納があっても床に放置されている…いうこともありますので
お子様が今できているかを確認してみましょう!

 

 

 

 

・置く収納

置くだけというのはシンプルで低学年でも一番続けられる収納だと思います。
ただランドセルのサイズにピッタリすぎるもの、ランドセルを縦に置かなければ入らないもの等、種類も色々ありますよね。

またキッズ家具によくあるハーモニカや習字道具などの学用品も収納できる!というのもいっけん便利そうに聞こえるのですが、実際持ち帰るのは学期末の数回のみ、なんてことも。

☆写真1 折り畳み出来るソフトケースに持ち帰った時だけ入れる


小学校はローカルルールも沢山あり、通う学校によって持ち物も異なりますし、ほとんど持ち帰らない、ペーパーレスになったなど多種多様です。
本当に細かい仕切りがついた家具が必要なのか?ということも考えなくてはいけない所です。



どちらにしてもお子様が自分で片づけやすい仕組みなのか、
置けるスペースはあるのか?を同時に確かめる必要もあります。
せっかく購入したのにただの物置きになっているなんてことは避けたいですよね!
どちらもメリット、デメリットがあるのですが大切なのはその子に合ったモノ選びになります。

早々に収納家具、収納用品を揃えたり、定位置をしっかり決めたりしなくても大丈夫なことも多いんですよね。
無駄なものを増やしてしまいますし、収納はしっかり決めすぎてしまうと見直すのも面倒になり時間もかかります。

とはいえ、しまうところが何もないと、散らかり放題になってしまうと思うので
今のお子様の行動動線を参考に置きたい場所を決めて、どんな方法がいいのか考えてみるといいかなと思います。
【仮置き】で大丈夫です、その場所を準備しておくとことで十分かなと思います。

ランドセル専用家具を購入しなくてもデザインや構造がシンプルであればそれだけ応用範囲も広がり長く使うことができます。
☆写真3 現在のランドセル置き場

2年生の現在のランドセル置き場です。
スツールにランドセルを置くだけ、手提げバッグや帽子は突っ張り棒に掛けるだけという
シンプルな仕組みで落ち着いています。
実際必要だと思った場合、購入するのは新生活がはじまって少し落ち着いてくる5月位でも充分かなと思いますよ!その頃にはどんなモノを持ち帰り、必要なモノも少しわかってくると思います!
焦ってとりあえず購入する!なんてことは避けて、仮置きでも大丈夫という心持ちでいられるといいですよ。

 

 

 

 

学習環境について    

小学生になると家庭内でも学習する機会が増えます。
実際お客様のお片づけ現場でも子供部屋で学習するというよりリビング学習が多い印象です。
リビング学習とはリビングやダイニングなどを学習場所にする勉強スタイルのことです。親の目が届きやすい空間で学習するため、学力に良い影響があると言われていますよね!

ご自宅のダイニングテーブルの上は片付いていますか?
学習環境をつくるためにも入学前に自宅の整理をすることがオススメです。
何を持ち帰るか分からない、どんな生活スタイルになるか分からない未来を考えるより
今の現状を整理して新しい生活の準備をしていくことも大切なことだと思います。

【増やすよりまずは現状を見直す】
その先に新しい環境の準備をしていく順番で大丈夫です。

最後に

大抵は1~2月頃の学校説明会で持ち物に関する説明があると思います、
その後から本格的に持ち物の準備が始まるでしょう。
小学校入学までに必要な持ち物の準備だけでも大変だと思います、さまざまな準備が必要ですからまずは必要なモノを準備する。
家庭内の仕組み作りははじまってからでも大丈夫!位の心持ちでいいと思います。

子どもの小学校生活への期待も高まり始めます。子どもの気持ちに寄り添いながら、生活習慣を入学後の生活に少しずつ近づけていくことが大切だと思いますよ!

最後までご覧頂きありがとうございました。
 

プロフィール

上田 麻希子(著者)
千葉県在住

ライフスタイルアップコーディネーター
整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザー資格取得前からはじめているインスタグラムでは
「散らかるのは当たり前」
「片づけられる仕組みを家族に合わせて作る」
自宅収納を中心に更新中!

個人宅での整理収納サポートでは
そのお宅のベストを見つけて続けられるお片づけをご提案させて頂いております。

WEBメディアでの執筆、雑誌等の収納監修、企業との商品開発など幅広い分野で活躍中。