夏休みにケリをつけたい子供のプリント整理のコツ|整理収納アドバイザー上田麻希子の自然と片づく家づくり 第18回
2022.07.26
お片づけに全く興味のない主人と7歳の息子、9歳の愛犬と築15年の3LDKのマンションで暮らしています。
家族がいるとお片づけは自分だけの考えではうまくいかない事も多いですよね、一緒に暮らしている人がいるのならお互いの歩み寄りはとても大切なこと。
私自身、主人と息子の性格を考慮して相談しながら家のお片づけをしてきました。お互いの意見を取り組むとその家の正解が見えてきます。
散らかるのは当たり前、散らかってもすぐに片づけられる仕組み作りさえしていればイライラも少なくすみます、
我が家のお片づけ方法、収納など含めて少しでも参考になる所があれば幸いです。
はじめに
お片づけのサポート現場でもよくあるプリント類の整理問題!
いよいよ夏休みが始まりましたね!
一学期の最終日にお子さんが大量のプリントを持ち帰ってきてまだ整理できていないという方も多いと思いますので、
今回は子供のプリント整理についてコツをお伝えしたいと思います!
プリントは3つに仕分ける
子供が持ち帰ってくる膨大なプリント。
世は令和、デジタル化されてもいいのでは?と思うのですが現実まだまだデジタル化が進んでいるところは少ないのではないでしょうか?
整理ができていないと「どうしたらいいのか…」途方にくれてしまいますよね。
我が家には小学2年生の息子がいますが、入学してからプリント量の多さに驚きました。
幼稚園時代より多いかも?と思ったほど・・・
プリントの整理は分類すること!あれもこれも細かくやりすぎては続きません。
今現在していることをお伝えしたいと思います。
- すぐいらないと判断できるもの
- 一時的に保管が必要なもの
- 年単位で保管が必要なもの
一番大切なことは手元に来た瞬間に仕分けができる状態にしておくことです。
大きく3つに分けることが大切です。
プリントが手元に来た瞬間に、①②③のどれにあたるのかを判断します。
この判断を後回しにしてしまうと、とりあえず後で、後で、が蓄積されてしまい山ができてしまいますよね。
積み重ねてしまうことにより大事なプリントも行方不明になってしまいます。
プリントは、放置して良いことはひとつもありません。
即効性!鮮度が大切なのです。
①すぐいらないと判断できるもの
例えば
・イベントのお知らせやチラシ類
・見返すことがないお便り
などあきらかに必要ないと思うものです。
基本的に即処分で、自分自身のためにも管理する量を減らすことが大切です。
我が家の場合は雑紙入れを作っています、とにかくいらないと判断したものはここに入れる、溜まったら捨てるという繰り返しをしています。
ご家庭により処分方法も異なるかもしれませんが、
すぐに捨てられる場所をつくっておくだけでも違うと思いますよ!
☆写真1 雑紙入れ
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置く場所もポイント、息子のランドセル近くにあります。
動線的にもよく通る場所なので家に入り込んでくるチラシ等もここで処分しています。
立ったまま確認をして①の場合はすぐに雑紙入れに、不要なモノは即時判断をして
家から出す仕組みをつくることが大切です。
②一時的に保管が必要なもの
例えば
・給食便り
・1週間、1か月の予定が書かれているもの
などしまいこまずに手元に置いておきたいものです。
マグネットボードに貼ったり、クリアファイルに入れてすぐに確認できる状態にしておくことが大切です。
我が家の場合は息子が毎日確認をしたいものはマグネットボードに。
☆写真2 マグネットボード
その他は子供のものを置いている所に「小学校」「習い事」という2つに分けて管理しています。
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③年単位で保管が必要なもの
例えば
・年間予定表
・教材資料など保管して下さいと書かれているもの
などですが、人によりアプリで管理しているから入力したら処分する人もいると思いますし、それぞれ保管の基準は異なると思います。
ただなんとなく保管しているというプリントが多い方は、今までの経験を思い返してみて下さいね。量が多ければ多いほど探すのも大変になり、場所もとりますよね。
本当に保管する必要があるのかを考えることが大切です。
我が家の場合は先ほど②で使っているファイルに一緒に保管しています。
一時保管、長期保管と付箋でザックリを分けているだけです。
細かく分けたところで入れ替わることも多いので簡単に管理できる状態にしています。
まとめ
自分自身のクビをしめる前に、【必要なモノ】【不要なモノ】の判断が大切になります。
これはプリント類だけのことではなくお片づけ全体に必要なことなのですが、
「判断をしていく」ということはこれから子供自身にも身につけてほしいことなので
そろそろ我が家も息子自信で仕分けできる環境をつくっていこうかなと思っている所です。
まずは親である自分の環境を整えてからお子様にも伝えられるようにできたらいいですよね!
最後までご覧頂きありがとうございました!