無駄な空間活用術!|整理収納アドバイザー上田麻希子の自然と片づく家づくり 第11回|くらしの本棚

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無駄な空間活用術!|整理収納アドバイザー上田麻希子の自然と片づく家づくり 第11回

お片づけに全く興味のない主人と小学1年生の息子、8歳の愛犬と 築13年の3LDKのマンションで暮らしています。

家族がいるとお片づけは自分だけの考えではうまくいかない事も 多いですよね、一緒に暮らしている人がいるのならお互いの歩み寄りはとても大切なこと。

私自身、主人と息子の性格を考慮して相談しながら家のお片づけをしてきました。お互いの意見を取り組むとその家の正解が見えてきます。

散らかるのは当たり前、散らかってもすぐに片づけられる仕組み作りさえしていればイライラも少なくすみます、
我が家のお片づけ方法、収納など含めて少しでも参考になる所があれば幸いです。

皆さんのお宅の収納スペースには、
「なんとなく空間が空いているけれど、うまく活用できていない…」という無駄なスペースはありますか?

キッチンや棚板の場所が決まっているところではしまいたいモノが合わず、無駄に隙間が空いてしまうことがよくあると思います。

今回は無駄な空間も有効活用するために場所別に我が家が実践している収納アイディアを一部ご紹介しながらオススメの収納グッズもご紹介させて頂きます!

洗面所収納

限られたスペースしかないのにも関わらず置いておきたいモノが多い場所ですよね。
日常頻繁に家族が使う場所ということもあり使いやすさや、掃除のしやすさを重視したい場所でもあります。
そんな時はうまく空間を活用できる収納グッズがおすすめ。

洗面全体

こちらは洗面所部分、三面鏡と流し台のすき間を活用して歯ブラシとコップをぶら下げています。
(歯磨き粉は普段出しっぱなしですが来客時などは三面鏡内に入れています)

歯ブラシホルダー

棚板に挟んで固定するだけなので簡単にできるし、何より取りやすい&戻しやすい収納になります。小さいお子様がいる方は引っ掛けるだけなので簡単に元に戻しやすいですよ!

・洗面コップ
 

 

・洗面歯ブラシ
 

 

ヘアクリップ

ヘアクリップやゴムなども100均の突っ張り棒を使い上部に収納することもできます。 見やすくて取りやすくなりますよ!

キッチン収納

キッチンや食器棚でよくあるもったいない空間!
ここも収納用品を活用して収納力をアップさせられます。
大きな空間を区切る!という収納方法になります。
区切る事ことにより積み重ねて取りにくかったモノを取りやすくなり効率的に過ごせます。
 
 

 

コの字ラックとしても使え、吊り下げも可能な2タイプで使用できるタイプ。
食器を入れ替えた時に応用して使える収納用品は汎用性が高くていいですよね!

こちらは我が家の吊り戸なのですが上部の空間を活用できるように収納しています。


・吊り戸収納
 

 


同じ商品ですが食器棚のスペースにも、トースターで使うトレーなどを入れています。

置きたいモノが決まったら幅や奥行きを確認して商品を探してみるといいですよ。
100均でとりあえず買ったもののサイズが合わなかったというのはよくある事です。
採寸は面倒かもしれませんが失敗しないためにも必ず測ってから探しましょう!

キッチン周りに置きたいものとしてキッチンペーパーやテッシュなどもありますよね。
作業スペースに置くと狭くなってしまうという方は浮かせるタイプの収納方法が〇!
 
 

 

 

 

 

 

深い引き出し収納を使いこなせない人も多いですよね。
そういう場合は積み重ねができるタイプの収納用品を選ぶといいですよ。
高さがあるものも一緒に収納したい場合は引き出しスペース全体ではなく一部だけ2段に重ねて使うなど、入れたいモノに合わせてサイズを選ぶようにしましょう!

・商品

その他収納


奥行きがあってうまく活用できないという方は突っ張り棚を使うと収納スペースがつくれます。
棚の高さに合わせて突っ張り棚を設置して使ってもいいですし、
棚板の代わりに突っ張り棚を使い収納スペースを増やしてもいいですよね。
 
 

 

クローゼットの上棚でも2段にして使うということが可能になります!
置きたいモノの重さに気を付けて商品を選ぶようにすると失敗がないですよ!


収納する場所だけに気持ちがいきがちだとは思いますが、大切なことは「収納家具にモノを合わせる」のではなく、「しまうモノに合った収納を探す」ことです。
買ってから後悔することのないよう、はじめにきちんと考えてからお買い物をしていきましょう!

プロフィール

上田 麻希子(著者)
千葉県在住

ライフスタイルアップコーディネーター
整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザー資格取得前からはじめているインスタグラムでは
「散らかるのは当たり前」
「片づけられる仕組みを家族に合わせて作る」
自宅収納を中心に更新中!

個人宅での整理収納サポートでは
そのお宅のベストを見つけて続けられるお片づけをご提案させて頂いております。

WEBメディアでの執筆、雑誌等の収納監修、企業との商品開発など幅広い分野で活躍中。