家の顔になる玄関からはじめるお片づけ|整理収納アドバイザー上田麻希子の自然と片づく家づくり 第7回|くらしの本棚

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家の顔になる玄関からはじめるお片づけ|整理収納アドバイザー上田麻希子の自然と片づく家づくり 第7回

お片づけに全く興味のない主人と
恐竜とトミカをこよなく愛する息子、
息子のオモチャを横取りして遊ぶ愛犬と
築12年の3LDKのマンションで暮らしています。

お片づけって自分だけの考えではうまくいかない事も
多いですよね。経験者です・・・
考え方を改め主人と息子の性格を考慮して家の収納作りをしてきた結果
散らかってもすぐに片づけられる仕組み作りに成功しました。

我が家で実際愛用している収納グッズや愛用品をご紹介していきたいと
思っておりますのでよろしくお願いします!

家の出入り口、第一印象はここで決まるといっても過言でない場所ですよね。
狭い玄関でもポイントを意識するだけで、空間をすっきり見せられます。
やみくもに収納アイテムを追加してしまうと、さらに空間がごちゃつくことにもなりかねませんので、玄関のお片づけをはじめる際の注意ポイントを交えながら愛用している商品やオススメの収納用品をお伝えさせて頂きます!

最初にはじめることは所有物の見直しから

少し涼しくなってきてお洋服だと衣替えをしますよね、それと同様サンダルなど夏しか履かない靴の見直しをまずはしてみましょう。
今年履かなかった靴はありますか?
汚れが目立っていたり、サイズが合わない、履いていると疲れてしまい履いていない等 せっかく持っているのに出番がないような靴の見直しをしてみましょう。

同様に傘の数もチェック項目の一つです。
家族分+予備1本くらいの気持ちで見直してみると全体量が減り収納スペースがひろがるかもしれません。折りたたみ傘もオマケや景品などでもらって数がやたら多いという事もありがちです。この機会に使っているもののみ残すようにしていくといいですよ。

玄関に置いておきたいモノ

必ず通る場所という事もあり玄関に置いておきたいモノって意外と多いんですよね。 我が家の場合だと子供もいるので「外用のオモチャ」「キックボードなどの乗り物系」から外に行くときにすぐ使いたいもの「虫よけスプレー」「除菌スプレー」「マスク」「鍵」などなど思いつくだけでも沢山あります。

ご家庭ではどんな物を置いていますか?玄関で使う必要がなく頻繁に使わないものも一緒に置かれているようなら置く場所自体を見直してみてもいいかもしれませんよね。

靴の所有量の目安

私は個人的に靴が好きだったこともあり、お片づけをはじめた当初はとにかくパンパンで履いていないモノも沢山ありました。好きだからこそ買ってしまう心理・・・よく分かります。コレクションをして並べておけたり保管できるような場所が他にあるようなら別なのですが我が家はそんなスペースもなかったのです。
数を絞る時に目標があると進みやすいかもしれません。
現に私の場合は子供の靴が増えたこと、外遊びのオモチャを収納したかったというキッカケがありました。
整理をする時前に進まない場合は何か目標があると整理も進みやすいかと思います。このスペースを開けたいから見直そう!など目標を立てて収納スペースから数を絞るというやり方もオススメです。

玄関周りの収納

整理が終わったらいざ収納になります!!
ある程度数は見直したけどまだきちんと収まらないという方は収納力があがるアイテムを追加するのもありですよね!
実際に愛用しているものやオススメのものをまとめてみました。

靴ホルダー 3段階高さ調整ができるので持っている靴に合わせて高さが変えられる 置く場所も家族がいる場合は背の高さに合わせて置く場所を決めるといいですよ!

 

 



靴ホルダーは面倒だなと感じる方は棚板を増やす感覚で使えるタイプもおすすめ
 
 

 

鍵や印鑑

マグネットでつけたり固定して付けられるフック。
我が家は固定して扉裏につけています。

 

 



隠せるタイプで印鑑や鍵を置いて置ける見えるのもいいですよね。
 
 

 

棚があり置けるスペースがあればこんなタイプもおすすめです。
 
 

 

外用遊び

靴箱下のデッドスペースを活用して外遊びのオモチャを収納しています。
 
 

 


扉裏のスペース使い

来客用のスリッパを扉裏のデッドスペースを活用して固定して付けています。





色々掛けられて便利な収納グッズ
 
 

 

withコロナの生活になって必需品となったもの

虫よけスプレーや除菌スプレー、マスクの一時置きスペースをつくっています。
 
 

 

その他

入居当初からついていたバーを外してフックなどをつけDIYしているスペース


不要なチラシやゴミをすぐ捨てられる(家の中に持ち込まない)ように雑紙置き場を作っています。
処分する際に必要な梱包用品も近くで管理しています。

いかがでしたか?
ご家庭により収納スペースは異なると思いますが、狭い・収納スペースがないという方でも必要なモノの見直し(整理)をして自分や家族に合わせた収納を心がけられるといいですね。

プロフィール

上田 麻希子(著者)
千葉県在住の整理収納アドバイザー
整理収納アドバイザー資格取得前からはじめているインスタグラムでは
「散らかるのは当たり前」
「片づけられる仕組みを家族に合わせて作る」
自宅収納を中心に更新中!

個人宅での整理収納サポートでは
自分と向き合い続けられるお片づけができるようお手伝いさせて頂いています!
個人宅へのお片づけサポート、WEBメディアでの執筆、
雑誌等の収納監修、商品開発など幅広い分野でお仕事させて頂いております。