秋田県式家庭学習ノート
勉強グセと創造力が身につく
主婦の友社
- 主婦の友社(著者)
勉強ができるだけではない!心の幅と創造力を広げ「生きていく力」をつける教育が秋田にはあった。子どもをやる気にさせる親のかかわり方とは?全国学力テスト連続日本一の秘密。
全国学力テストで秋田県の小学生が連続1位に。塾に通っている子どもが多いわけではないのに、どんな勉強法で学力を伸ばしてきたのでしょう。取材をすすめていくうちに注目したのは、「家庭学習ノート」の存在。多数の小学校で、学校の教科ノートではないノートがありました。子どもたちは自分で決めた内容で、毎日「家庭学習ノート」に書き込んで勉強しています。それがただのノートではなかったのです。苦手克服のために、興味のあることを深く追求するために、情報を整理するために、それぞれが工夫をしてノートを創っていました。もちろん、初めから創意工夫ができるわけでもありません。教師のアドバイスや家庭での指導、友だちのノートを参考に徐々に自分なりのノートを創っていきます。毎日することで、勉強グセがつき、自分で決めた勉強を工夫してやることで創造力がつちかわれていく! これはやってみる価値があります。見るだけで勉強の意欲がわいてくる実物写真を多数掲載し、「家庭学習ノート」の秘密に迫ります。
発売日:2010-02-19
目次
はじめに――学習習慣が身につく家庭学習ノート――
第1章 家庭学習ノートとは ~授業ノートではないノートの存在~
◆親の本音
◆家庭学習ノートとは?
◆家庭学習ノートのススメ
◆今日からできる家庭学習ノート
第2章 家庭学習ノートを見せて! ~小学生100人のノートより~
◆低学年ノート
◆中学年ノート
◆高学年ノート
◆家庭学習ノートを習慣づける時間割
第3章 親のかかわり方 ~秋田県内小学生の親へインタビュー~
◆習慣化の第一歩は親の意識から
◆父親参加型のわが家の教育
◆クラブ活動との両立◆気づいたら習慣に
◆「ひとり勉強」で得たもの……親子それぞれが語る
第4章 家庭学習ノートの効果と取り組み方 ~子どもをやる気にさせる10か条~
1勉強嫌いにさせない
2環境づくりでその気にさせる
3嫌にならない学習時間とタイミング
4自信を持たせる
5習慣づけのポイントを活用する
6ごほうびを利用する
7プレゼンテーション能力を引き出す
8学ぶことが楽しくなるきっかけづくり
9家庭学習ノートをコミュニケーションツールとして利用
10生活リズムを整える
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