「しつけ」はどこに消えた?
主婦の友社
- 中原英臣(著者)
わが子が、最近増えている「しつけのなっていない大人」にならないために、親としていまできることはなんなのかがわかる1冊。
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わが子が、最近増えている「しつけのなっていない大人」にならないために、親としていまできることはなんなのかがわかる1冊。
「しつけ」は、漢字で書くと「躾」。身体を美しく飾ることであり、
それはつまり、社会や集団の規範、規律や礼儀作法など
慣習に合った立ち振る舞いができるように、訓練することで、
人間形成の過程において重要な事柄である。
しかし、最近は「しつけ」という言葉が悪用される場合が多い。
子どもを虐待した親の決まり文句が「しつけのためにやった」。
つまり、「しつけ」イコール体罰と感じ違いされることもしばしば。
また、子どもはもとより、若い世代から大人にまで
「しつけの喪失」というべき現象が蔓延しつつあることは多くの人も感じていることだろう。
「しつけの悪い子ども」や「親の顔が見たい若者」どころか、
「しつけ」のなっていない中高年や高齢者も珍しくなくなってきている。
そんな現状に危機感を覚えた、大学の学長でもあり
若者と接することの多い筆者が、躾の基本を提唱する。
これまで医療関係の解説者、コメンネーターとして活躍してきた著者が
初めてのジャンルで世の中に問う本である。
中原 英臣:医学博士。新渡戸文化短期大学学長。
1945年東京生まれ。東京慈恵医大卒。
米セントルイスのワシントン大学でバイオ研究に取り組み、
遺伝子研究が専門。ニューヨーク科学アカデミー会員。
『日本「優国」論』『テレビじゃ言えない健康話のウソ』ほか著書多数。
発売日:2018-03-23
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