日本から男の子を育てる場所が消えていく
ボーイスカウトの凋落が日本をダメにした!
主婦の友社
- 喜多由浩(著者)
現代の子どもたちを取り巻く危機と社会の状況を、ボーイスカウトが果たしてきた役割とからめてあぶり出す。
子どもというものは本来、カラダを十分に使って遊ぶもの。とりわけ男の子となれば。しかし、町から空き地が消え、子どもたちの遊ぶ声が消えてから久しい。以前は、ボーイスカウトといえば男の子の憧れの組織であった。そのボーイスカウトがいまや会員数や協賛金の激減などで、存続の崖っぷちに立たされているという。本来、野営を中心に「男が男であるための」訓練を施してきたボーイスカウトガ、女子の入会を許したりして、その存在意義を問われている。日本から男の子を育てる場所がなくなっているのだ。本書では、現代の子どもたちを取り巻く危機と社会の状況を、ボーイスカウトが果たしてきた役割とからめてあぶり出す。
発売日:2012-03-09
目次
はじめに
第1章 壊れてゆく子どもたち
第2章 子どもが外で遊ばなくなった
第3章 存廃の危機に立つボーイスカウト
第4章 「よき市民」となるために
第5章 日本がなくしたもの
第6章 「4つの柱」は今も有効か
第7章 再び日本が輝くために
結びにかえて
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