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テレワーク環境でも成果を出す チームコミュニケーションの教科書

マイナビ出版

テレワークでも成果を上げる秘訣はコミュニケーションの仕組みにあった

コロナ以降、世の中は大きく「レス時代」に動いています。出社レスや通勤レスになり、その結果としてオフィスレスの動きも加速し、テレワークの普及や対面レスの状況がうまれてきます。社内会議も営業もリモートが当たり前になり、満員電車での辛い通勤や、辛い外回り営業が減り、一面ではとても働きやすい環境になりました。
一方で、実際に面と向かって話す機会が減ったことで「コミュニケーションレス」にもなりやすく、「信頼関係を構築しづらいくなり、「チームメンバーの状況がわからない」という新たな課題が発生しています。
レスの時代においては、チームメンバー同士の信頼関係がなにより重要です。信頼関係があればこそ、実際に会わずとも、お互いに安心感をもって仕事に取り組めます。信頼関係をつくる礎はコミュニケーションです。オフィスレス・通勤レスであっても、コミュニケーションレスになる状態は避けねばなりません。

本書は、著者が2016年から5年間にわたり、ほぼ全員がテレワークでの会社経営・チームマネジメントを実践する中で得られた知見・経験をまとめています。実経験に根ざした内容であるため、すぐに活用可能な内容を紹介します。
第1章では、テレワークの導入を検討している企業や検討担当の方向けに、テレワークの必要性やテレワークを導入する際の課題について、原稿執筆時点での最新データを参照しながら概説しています。
第2章では、テレワークにおけるコミュニケーションの課題について、4つの大きなパターンに分けた上で、課題・要因・対策をまとめています。
第3章では、テレワークで滑にコミュニケーションを行う上で欠かせないサービスやツールを列挙しています。第4章以降の取り組みとあわせて、自社に足りないものがあれば、導入検討の参考にしてください。
第4章~第7章では、テーマごとの具体的な取り組みを紹介しています。それぞれの取り組みは「What:どんな取り組みか」「Why:なぜその取り組みが必要か」「How:どのように活用していくか」という枠組みで整理しています。

発売日:2020-11-27

ページ数:256ページ

目次

第1章 テレワークが当たり前の時代
第2章 リモートコミュニケーションでのよくあるトラブルパターン
第3章 リモートコミュニケーションに欠かせないサービス
第4章 信頼関係を高めるチームビルディングの4つの取り組み
第5章 業務スムーズに進めるための11のコツ
第6章 オンライン会議の生産性を上げる7つの工夫
第7章 評価・育成に欠かせない4つの取り組み

著者プロフィール

  • 池田 朋弘(著者)

    起業家 / 株式会社メンバーズ執行役員

    早稲田大学在学中にもっとネクスト株式会社の創業にCTOとして参画。
    2008年、UXコンサルティング事業を行う株式会社ビービットにUXコンサルタントとして入社。
    2013年、UXリサーチ事業を行う株式会社ポップインサイトを創業、同代表取締役に就任。2016年から全面的にリモートワークを導入し、2018年には総務省のテレワーク先駆者百選に選定。2017年4月にM&Aにより株式会社メンバーズのグループ会社となり、2020年3月に代表取締役を退任。
    2015年、クラウドソーシング事業を行う株式会社MIKATA(現、株式会社イングクラウド)を創業、同代表取締役に就任。2016年10月にM&Aによりインググループのグループ会社となり、代表取締役を退任。
    2020年4月、DX支援事業を行う株式会社メンバーズ執行役員に就任。複数の新規事業の立ち上げやエンジェル投資なども行う。

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