日中韓を振り回すナショナリズムの正体
東洋経済新報社
歴史を清算し、“憎悪の連鎖”を断ち切るために今我々は何をするべきか。「気づいたら戦争」にならないための“本物の愛国者”入門。
昭和史の泰斗2人が、いま日中韓で燃え上がるナショナリズムの実体について分析。背景にある歴史問題を直視し、憎悪の連鎖に歯止めをかけるための提言を行う。そして、他国に振り回されず権力に踊らされない、健全な日本人のナショナリズムの在り方についても示す――。大好評『そして、メディアは日本を戦争に導いた』に続く迫真の対談。
発売日:2014-10-02
目次
はじめに 今こそ、歴史の教訓に学ぶ 半藤一利
プロローグ 「国家ナショナリズム」が「庶民ナショナリズム」を駆逐する
第一章 現代日本のナショナリズムが歪んだ理由
第二章 近代史が教える日本のナショナリズムの実体
第三章 中国と韓国の「反日感情」の歴史背景
第四章 現代の中国および韓国のナショナリズム
第五章 将来に向けての日本のナショナリズム
おわりに 憂うべき端境期にある日本社会 保阪正康
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