LIFE SHIFT 実践編―週刊東洋経済eビジネス新書No.224
東洋経済新報社
- 週刊東洋経済編集部(著者)
ベストセラー『ライフ・シフト』は超長寿社会に向け、既存の「教育→仕事→引退」の3ステージの人生ではなく、複数のキャリアを持つ“マルチステージ”の人生を薦める。日本にもライフ・シフトの波は来るのか。“人生100年時代”の可能性を徹底検証する。
ベストセラー『ライフ・シフト』は来るべき超長寿社会に向け、既存の「教育→仕事→引退」の3ステージの人生ではなく、生涯で複数のキャリアを持つ“マルチステージ”の人生を薦めている。
だが、欧米と異なり、日本は終身雇用など独特な雇用形態が残り、一つの仕事に収入ややりがいなどすべてを求める傾向も強い。本に描かれたような、個人が自律的にキャリアのステージを変える生き方がどこまで広がるかは未知数だ。
本当に日本にもライフ・シフトの波は来るのか。その波に個人はどう乗ればいいのか──。
実際に一歩を踏み出した人や企業の例、雇用制度の課題分析、将来予測などを基に、日本版ライフ・シフトの可能性を徹底検証する。
本書は『週刊東洋経済』2017年7月22日号掲載の31ページ分を電子化したものです。
目次
人生100年時代がやってくる
日本で広がるライフ・シフト
Interview英ロンドン・ビジネススクール教授●リンダ・グラットン
日本人の典型的な6つのライフ・シフト
私のライフ・シフト体験 大江千里/若宮正子
【体験ルポ】あなたの隣の実践者たち
個人のシフトにはリスクも。日本型雇用の足かせ
会社員でもできる隠れライフ・シフトの選択
勝ち組負け組が二極化。フリーランスの前途
【超長寿化のリスク】100年人生への備えは十分か?
Interview「私は『ライフ・シフト』をこう読んだ」ミスルトウ社長兼CEO●孫 泰蔵/京都大学客員准教授●瀧本哲史/衆議院議員●小林史明
企業勤めをしながらライフ・シフトする秘訣
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