こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店
マイナビ出版
黙っているとコック(レッサーパンダ)が無限においしい料理を出してくれる
高校三年生の一ノ関は部活の後輩の二宮に呼び出され待ち合わせ場所に向かった。
待ち合わせ場所に現れた二宮は一ノ関に対して怒っているようだが、心当たりのない一ノ関は理由を聞きだすために『西洋料理店 小熊猫軒』へ連れていくことに。
山の道なき道を歩いた先に一軒の料理店が現れ、ふたりを迎えてくれたのは自分を人間だと思いこんでいるレッサーパンダだった。
次から次へとおいしい料理が出てきてお腹も心も満たされた二宮は、心の内を話しだす――。
かわいいレッサーパンダのコタローさんがあたたかい料理で悩みを抱えたお客さんをおもてなし
人と人を料理で繋げる“もふもふ”癒しの連作短編。
発売日:2020-08-20
目次
著者プロフィール
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鳩見すた(著者)
『ひとつ海のパラスアテナ』で第21回電撃小説大賞で“大賞”を受賞しデビュー。著書に『アリクイのいんぼう』1~4巻、『ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん』1~2巻、『秘密結社ペンギン同盟 あるいはホテルコペンの幸福な朝食』(KADOKAWA)などがある。
ラインナップ
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- イジメに耐えきれず、不登校でいる中2の千鶴は「死にたい」と思い詰める日々。大好きな祖母が危篤の中、不思議な少年と出会い…。
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- いつか、眠りにつく日
- 高2の女の子・蛍は不慮の事故により、命を落とす。そして、案内人現れ、未練を3つ解消しなければ成仏できないと蛍に告げて…?
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- 黒猫とさよならの旅
- 高1の茉莉は、ある朝、すべてから逃げ出したい衝動に駆られ、学校をサボり遠方の祖母の家を目指す。その矢先、喋る黒猫と出会い…。
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- 自らの命を絶とうと、学校の屋上から飛び降りた高1の弥八子。だが、気がつくとなぜか、クラスメイト4人と教室に閉じ込められていて…!?
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