二十五世本因坊治勲・著『ひと目の実戦問題 慈風編』問題例(星の定石)
2013.04.16
2013.04.16
こんにちは 囲碁人編集部のもっこです。
今回は2013年3月下旬に発売された『ひと目の実戦問題 慈風編』(二十五世本因坊治勲・著)より、問題を1題紹介します。
小林覚九段との対局からの出題です。
星の定石ですね。
白はAとBどちらに打つべきでしょうか?
正解は、白Aです。
白1(A)とハネ出すことによって、相手の形に節をつくることができます。
白1(B)に打つと、相手に鉄壁を与えてしまい白の狙いがなくなるため不満です。
実戦によく出る形なので、ぜひご参考にしてください。
二十五世本因坊治勲が2013年3月28日山田規三生九段を破り、第38期棋聖戦リーグ入りを果たしました。同リーグには第34期以来の復帰となります。
リーグ入りした12名の中、最年長ならではの経験豊富な打ち回しが拝見できることを期待しています。
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