第17回三星火災杯囲碁マスターズ32強戦
2012.09.06
2012.09.06
こんにちは。囲碁人の陣です。今回は世界戦の話を。
第17回三星火災杯囲碁マスターズの32強戦が、昨日から始まっています。
日本からは、張栩九段と瀬戸大樹七段がシードで出場し、小松英樹九段は予選から勝ち上がっての出場です。
32強戦の1回戦が少し複雑な方式なので、ここでは経過と結果だけをお伝えしましょう。張栩九段は韓国の李世ドル九段に、小松英樹九段は中国のゼイ廼偉九段に、本日行われる対局で勝てば次のステージに進むことができます。また、瀬戸大樹七段は残念ながら昨日の時点で敗退してしまいました。詳細は日本棋院のホームページからご覧になれます。
張栩九段と小松九段にはなんとしても勝ち上がってほしいですね。幽玄の間で中継されますので、観戦して応援しましょう!
本日張栩九段と対局する李世ドル九段は、昨日古力九段と対局し、4コウで無勝負になっていました。その棋譜を見ましたが、まるで作り物のような形での4コウで、実戦では初めて見ました。ああいうのって、打っている方はどんな気持ちなんですかね。私なんかは「すごい、すごい」と喜んで、写真まで取りそうですけど。李世ドル九段と古力九段は、「しんどいなあ」と感じていたのでしょうね。そのあとすぐに再勝負ですから。ですが、やはりというか、その再勝負もものすごい試合でした。
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