こんにちは。囲碁人編集部のタンです。先日に引き続き、洪道場にお邪魔したときの様子をお伝えします。

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和気あいあいの雰囲気といっても、やはり楽しいばかりでは強くなれる訳がありません。壁には、道場生同士のリーグ戦の表が複数貼ってあり、厳しい競争の様子がうかがえます。表を見つめる道場生の目も、真剣そのものです。

また、夏休み中は、最後の一週間を除いて、朝から夜まで毎日囲碁の勉強だそうです。私なら、最後の一週間は学校の宿題だけで終わってしまいそうです…

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ところで洪道場には、道場出身の方はもちろん、そのほかにも多くのプロ棋士が、子供たちを教えるため、また、自身の勉強のために日々、顔を出しているそうです。
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打碁の検討をしている藤沢初段のとなりで大橋五段が手にしているのは、なんと、世界に５冊しかないという棋書！　ハードカバーで、きちっとしたつくりになっています。

内容を拝見すると…文章はすべてドイツ語と英語。
おまけに１冊まるごと、古典の「発陽論」に掲載されている問題のなかの、１題だけを検討しているとのことです！

いったいだれが…と思ったのですが、詰碁作家として知られる大橋五段（当社からも著作「大橋流　パワーアップ詰碁400」が発売されています！）にとっては、宝物のような一冊…なのかもしれません。