こんにちは。囲碁人編集部の陣です。

前回の記事で「碁を打つ習慣をつけよう！」と書きましたが、私も昨日碁を打ってきたので、その碁をこの場を借りて検討したい思います。

（これは、私個人の見解ですので、形勢判断の間違い等あるかもしれません。ご了承ください。）

私の黒番です。

白１のカカリに手抜きして黒２と中央を補強しました。白は左辺を受けずに、白３と外ツケしてきました。　
　　

ここで私は、エイヤ！っと左辺を裂いていきました。白が受けなかったので、気合の反発です。しかし…　
　

白１１まで、先手でワタられ、白１３と小目の黒１子を制されてしまいました。黒も白２子をカカえて厚くなりましたが、さすがに白の実利が大きいですね。

途中、反発する手順があるのかどうか、私には今でもわかりません。ということは、裂いていった手は少なくとも”自分にとっては”無理な手だったということです。　　　　

白のツケにはやはり受けるのが普通です。

高目の定石ですね。白は外を切ると、定石のあと黒９のオシが絶好点。不安定だった左辺からの黒石が上辺と連携し、上辺から中央にかけて急に黒っぽくなりました。
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白は内側を切るほうが良さそう。白５とカカえたら、私なら黒６と中央を補強しつつシチョウアタリを打ちます。白７と抜いたら、その白の厚みをぼかすように黒８とシマります。これでも実戦よりは良いと思います。
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実戦は、その後中央を大きくまとめて勝ちました。みなさん、私のヘボ碁に付き合っていただき、ありがとうございました。