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第5回 新刊案内!『囲碁の兵法 迷うことなく急所に手がいく基本戦略』 かなりお得! 良い手が浮かばない時の考え方

第1問 隠された先手を探す

白 洪
黒 M・T君
黒番

道場生との対局です。20 秒の早碁です。20秒は思考を2回ほど出来るので、スリル満点です。10 秒は早く30 秒は遅いのでちょうどよく感じます(笑)。白△と入った時、黒はどこへ打てば良いでしょ うか。
第一感を信じて打ってください。















A 正解 中央にトビましょう!

黒1は上辺黒を助ける意味もありますが、下辺の白△と連携して将来中央の戦いを準備しています。aが隅に利くので心強いです。

参考図1 隠された先手

隅に対して黒1~5が先手なので見た目以上に丈夫な形です。白aの狙いは怖くありません。
どこが先手なのか見るのがポイントです。

B 実戦

 黒1もとても良い急所ですが、白2でボウシされて白△が置いてけぼりで、淋しくなりました。
黒3も二線なので辛いですね

C 低位になり辛い

黒1は安全ではありますが、黒石が低位になってしまい、将来中央での戦いが不利になると思います。
白△も軽くなり白は手抜き出来ます。





囲碁の兵法 迷うことなく急所に手がいく基本戦略
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