第3回 新刊案内!『囲碁の兵法 迷うことなく急所に手がいく基本戦略』 序盤で差がつく! 相手の勢力圏でのカカリ方 |978STORE

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第3回 新刊案内!『囲碁の兵法 迷うことなく急所に手がいく基本戦略』 序盤で差がつく! 相手の勢力圏でのカカリ方

第9問 敵が多い時にはゆっくり

黒 O・R君 白 L・Yさん
白番

道場のイベント対局です。道場では毎日のようにイベントリーグや正規リーグ、トーナメント、早碁大会などを行います。先生や師範も参加して一緒に真剣勝負をします。終わったら一緒に検討するのがまた勉強になります。伸びる子は質問もするし、積極的に対局を申込んでいます。この姿勢こそ一番大事だと思っています。
白のカカリ方はどれが良いでしょうか。















A 実戦 (上級レベル用)

もちろん白1のカカリでも一局打てます。ただ黒石が多い所なので、必然的に不利な戦いになる可能性があります。

参考図1 生きていないのは辛い

白3の方が実戦より良いですが、やはり少し重さを感じます。生きていない石ができると、戦いが不利になります。

B ハサまれる

白1は地にカラいカカリですが、ハサまれて両方黒地が増えてしまいます。形勢はまだまだですが白も大変です。

C 正解 敵が多い時にはゆっくり

 この布石では大ゲイマガカリが余裕があって白も治まりやすいです。時には、戦うより和平を求めるのが良い時もあります。





囲碁の兵法 迷うことなく急所に手がいく基本戦略
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