髙橋晃大名人がオセロ世界一位
10月9日から10月11日にかけて行われた第43回世界オセロ選手権にて、髙橋晃大七段が初優勝をしました。
香港騒乱回避のため、23年ぶりに東京で行われたオセロ世界大会は23の国と地域から74名が参加。
本大会は参加者が一定の試合数を行い、点数を競うスイス式トーナメントを採用しており、髙橋七段は無差別部門及びユース部門で一位に輝きました。
これまで第40期オセロ名人戦で名人を、第14期オセロ王座戦にて王座を獲得している髙橋七段。全オセロプレイヤーの中で最も勢いに乗っている選手といっても過言ではないでしょう。
髙橋名人からのコメント
2回目の出場となる世界オセロ選手権。優勝できてとても嬉しい。
「オセロの世界チャンピオンになって普及活動をする」
僕が小学校の卒業式で宣言した将来の夢が前進した。
今回、本書を書くことで自分の思考が整理でき、手筋がよく見えたのが勝因に繋がった。
その一例が、準決勝の第1試合である。51手目を打ったときに勝ちを確信した。
第46問「ハイパー偶数を狙うときは、白が3個空きを隅から打つように仕向ける。」の構想に従った一手であり、本書を書いていなかったら打てなかったと思う。
そして決勝の相手は、2年前と同じ相手で「強い白番」の体現者である。
決勝の第3試合、僕は「楽しい黒番」で序盤に自ら仕掛けていき、真っ向勝負で挑んだ。
世界チャンピオンとなった日に発売となった本書。
オセロ普及に貢献できたとしたら、著者としてとても嬉しく思う。
978STOREでは『
髙橋晃大のオセロ必勝手筋100』を発売中。