My hay fever is killing me.
こんにちは囲碁編集部の山本です。
今日は4月の新刊の内容紹介です!
鶴山淳志
『見て並べて上達! 囲碁・プロが選んだ好手好局集』

プロの碁の中から、鶴山七段が「是非、並べてほしい」というものを厳選していただきました。収録局は「これぞプロ!」というような好手・妙手が飛び出したハイライトシーンがあり、その部分を問題として取り上げ、詳しく解説しています。
今回は鶴山七段イチオシの妙手をご紹介したいと思います!

左辺白がヤバイ状況。この局面、白番で次の一手を考えてみてください。
もしこの局面、前知識もヒントもなく当てることができたら、「マイナビ本因坊」の称号を授けます。

白1は失敗。黒2から6でバラバラです。※黒2は4からのほうが良さそうです

白1のハネでも黒を捕まえることができません。。。
こりゃまいった....とはなりません!!
白は本因坊秀栄。正直、こんな手を打たれたら、その場で立って拍手を贈りたくなります。

白1の逃げが正解でした。
「なんで!?」と思ったら、是非本書を買ってください(笑)
ちなみに、巻末には問題図までの手順を掲載しています。
問題を解き終わった後でも、先に並べてから問題に取り組んでも良いでしょう。
他にも問題を出しておきます。要チェックです!
最後は鶴山先生のお言葉を借りて、締めたいと思います。
『普段棋譜を眺めていると、時々「おぉ!」と感嘆する手に出会うことがあります。これらは一般的に「妙手」または「好手」などと呼ばれ、見た人を感動させる力を持っています』
是非、楽しみながら名局を味わい、上達にも役立ててください!
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