「ふ~ん、AB型だ」って言うな!
主婦と生活社
- 御瀧政子(著者)
理屈っぽい、天才肌、二重人格……理解しにくいと言われるAB型人間も、本書を読めば、その行動パターンがけっこうわかるかも!? 人気の心理研究家がAB型の本質をつく!
「AB型はよくわからない」そんな声をときどき聞きます。確かに「だからAB型だ」みたいにあきれることが少ないですし、「やっぱAB型だ」とうなずくことが少ないですし、「ほらっAB型だ」と納得することも少ないでしょう。肯定であれ否定であれ、他の血液型ほどに声が上がらないのは、そもそもAB型の人数が少ないという量的な理由が成り立つと推測できます。でも几帳面なAとか、自分勝手なBとか、優柔不断なOみたいに(実際はそれほど単純ではないのですが…)、誰もが皮肉っぽくうなずくイメージがわかず、質的な理由でAB型のわかりにくさを作っているようにも思えます。農耕のA型、遊牧のB型、狩猟のO型とは一般的なとらえ方ですが、ではAB型はどんな民族にあてはまるかといえば、農耕+遊牧、つまり定住+移動との180度異なる要素を共存させているわけで、民族的な分類ができません。ところが現代は情報技術が極端に進歩して、ビジネスなりレジャーなり、政治なりスポーツなり、世界中のさまざまな人々とかかわる必要に迫られてきました。AB型にはIT民族という、従来の地域性に基づく傾向からくる民族とは違った意味での分類が当てはまるようになったのです。本書は未来の主役となりえるかもしれないAB型に対して「よくわからない」をわかりやすくしようと楽しく読める解説書にしたものです。AB型本人でさえ、ときどきわからなくなることのあるAB型に多角的な視点から光を当ててみました。(プロローグより)
発売日:2011-07-20
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