ウェルビーイングの設計論
人がよりよく生きるための情報技術
ビー・エヌ・エヌ新社
- ラファエル・A・カルヴォ(著者)、 ドリアン・ピーターズ(著者)、 渡邊淳司(監訳)、 ドミニク・チェン(監訳)、 木村千里(翻訳)、 北川智利(翻訳)、 河邉隆寛(翻訳)、 横坂拓巳(翻訳)、 藤野正寛(翻訳)、 村田藍子(翻訳)
テクノロジーは本当に人を幸せにするのか?
人の「こころ」の領域にまでITが入り込んできた今、人間の潜在能力を高め、よりいきいきとした状態(=ウェルビーイング)を実現するテクノロジーの設計、すなわち<ポジティブ・コンピューティング>のアプローチが求められています。近年注目されている「マインドフルネス」や「レジリエンス」、「フロー」などもウェルビーイングを育むための要因ですが、ではこういった心理的な要因とテクノロジーを、どう掛け合わせることが出来るでしょうか。
本書では、ウェルビーイングに関する様々な分野の最新の研究成果を基に、この問いを解き明かしていきます。これからのテクノロジーの在り方や、向き合い方を考えるうえでの基盤となる一冊です。
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人間がよりよく生きるとはどういうことだろうか? 心という数値化できないものを、情報技術はどうやって扱えばよいのだろうか? 本書は、このような問いに答えようとする者に対して、示唆に富んだヒントを与えてくれるだろう。
(「監訳者のことば」より)
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発売日:2018-02-01
ページ数:408ページ
目次
監訳者のことば:渡邊淳司/ドミニク・チェン
第 0 章 ポジティブ・コンピューティング入門
[ 1 部 ]
第 1 章 ウェルビーイングの心理学
第 2 章 ポジティブ・コンピューティングの学際的な基盤
第 3 章 テクノロジー研究におけるウェルビーイング
第 4 章 ポジティブ・コンピューティングの枠組みと手法
[ 2 部 ]
第 5 章 ポジティブ感情
第 6 章 動機づけ、没頭、フロー
第 7 章 自己への気づきと自己への慈しみ
第 8 章 マインドフルネス
第 9 章 共感
第 10 章 思いやりと利他行動
第 11 章 警告、考慮すべきこと、そしてその先にあるもの
監訳者対談:日本的なウェルビーイングへ向けて
著者プロフィール
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ラファエル・A・カルヴォ(著者)
(Rafael A. Calvo)
シドニー大学教授(ソフトウェア・エンジニアリング)、同大ポジティブ・コンピューティング研究所ディレクター、オーストラリア研究会議(ARC)フューチャーフェロー。 -
ドリアン・ピーターズ(著者)
(Dorian Peters)
UXデザイナー、シドニー大学 教育学・社会福祉学部オンライン・ストラテジスト、同大ポジティブ・コンピューティング研究所クリエイティブ・リーダー。
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