やさしく語る 碁の本質
マイナビ出版
- 白石勇一(著者)
囲碁はどのようなゲームか?
多くの方は「相手より地を多く取った方が勝ち」と答えるでしょう。
しかし、それは碁を一面でしか捉えていません。
著者の白石勇一プロは本書で以下のように述べています。
・中盤が終わるまで地のことは一切考える必要がないと言っても過言ではない
・地を取る手よりも、「石の強弱」を考えた手がまず優先される
本書では、碁の本質を考えるうえで、一番に身につけたい「石の強弱」をテーマにしています。
石の強弱が理解できるようになると、石の方向で大きく間違えることがなくなり、結果として負けにくい碁になります。
白石プロは六千局にのぼる豊富な指導碁実績をもち、その解説の分かりやすさは棋界随一です。
本書でも、アマチュアが曖昧に理解している事項を基本から説明しており、有段者の方でも得るものがある内容になっています。
アマチュアに一番知ってほしい碁の考え方が存分に詰まった一冊です。
ページ数:224ページ
著者プロフィール
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白石勇一(著者)
昭和59年生まれ。神奈川県出身。岩田一九段門下。
平成17年入段。27年六段。
平成13年 第25回全国高校選手権優勝
平成15年 第47回全日本学生本因坊優勝
平成22年 第35期新人王戦で優勝し、初タイトル獲得
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