その選択が健康寿命を決める
マイナビ出版
健康寿命を延ばすためにできることは?正しい知識から自分で健康を選択しよう!
健康寿命は、WHO(世界保健機構)が提唱した健康指標で、
「日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと」
と定義されています。
要は介護などを受けず、日常生活を制限なくひとりで過ごせる状態を指しています。
たとえば寝たきりの状態で介護が必要であれば、健康寿命は失われていることになるのです。
あるいは、認知症になり、ひとりでの生活が成り立たない場合も健康寿命が終わっていると言えます。
ですから、健康寿命を延ばすということは「自分ひとりで生活できる能力を保つ」ということになります。
ただ、健康寿命という言葉だけにとらわれると、年老いて弱っていく自分を受け入れられなくなることもあります。
避けられない老化を受け入れながら、正しい情報を元にできることをする、ということが本当の意味での健康寿命を延ばすことにつながるのではないでしょうか。
健康は人生にとって大切なものですが、実はとてもあいまいでわかりづらい言葉でもあります。
本書では、健康、老化、病気、寿命などの、普段何気なく使っている言葉から、改めて健康寿命の本質を考えていきます。
発売日:2023-07-27
ページ数:216ページページ
著者プロフィール
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森勇磨()
森 勇磨(もり・ゆうま)
藤田医科大学救急病棟で勤務後、2020 年2 月より「予防医学ch/ 医師監修」をスタート。
現在登録者は48 万人を突破し、総再生回数は5000 万回を超える。
株式会社リコーの専属産業医として、予防医学の実践を経験後、独立。
法人向けの福利厚生としてのオンライン診療サービスの展開、健康経営のコンサルティングなどを通じて予防医学のさらなる普及を目指している。
著書に『40 歳からの予防医学』(ダイヤモンド社)ほか多数。
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