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MaaSのサービス構築とデータ活用の最新動向2022

インプレス

MaaSの事業者連携によるサービス構築やデータ活用の現状を調査

本書は、スマートシティをテーマにした調査報告書のシリーズの1冊であり、スマートシティの交通分野における取り組みである、ICTを活用した新しい交通サービス「MaaS(Mobility as a Service)」について調査したものです。
「MaaS」とは、複数の交通手段のシームレス化や、シェアリングサービスなどの、ICTを活用した新しい交通サービスを意味します。都市への人口集中による慢性的な渋滞や、少子高齢化・過疎化に伴う交通網の縮小など、様々な交通課題が顕在化している中、そうした課題への対応策の一つとしてMaaSに期待が寄せられています。
近年、MaaSによる地域課題の解決を目指した実証実験などの取り組みが全国で活発に行われていますが、サービス内容や事業者の参画状況は地域によって様々です。現状は、社会実装を目指して最適なサービスや事業者の連携体制の構築が模索されている段階です。また、MaaSでは事業者間でデータを連携することによる新たなサービスの創出や、ユーザーの移動データを活用したサービス改善が期待されています。しかし、事業者間のデータの連携やデータの活用には課題もあり、多くの関係者が試行錯誤を重ねています。
本書は、国内の注目すべきMaaS事例への取材調査などを通じて、日本のMaaSの現状をわかりやすく整理しています。特に、事業者や行政といった関係者間の連携による、持続可能なサービス提供や地域課題解決のための仕組みづくりと、高度なサービスを実現するデータの整備・連携・活用などに焦点を当て、その実状や課題を明らかにしています。MaaSに関わる交通事業者やICT事業者、行政担当者、MaaSと連携する異業種の事業者などにとって、参入の検討や先行事例の調査に活用できる内容となっています。

発売日:2022-04-05

ページ数:298ページ

目次

表紙
掲載データの取り扱いについて
はじめに
目次
掲載資料一覧
第1章 MaaS (Mobility as a Service) の概要
第2章 各省庁の動向
第3章 MaaSによる課題解決の仕組みづくりの実状
第4章 MaaSにおけるデータ連携・データ活用の現状
第5章 MaaSの課題と展望
第6章 国内MaaS事例調査
STAFF
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奥付

著者プロフィール

  • 株式会社アンジー(著者)

    株式会社アンジー
    2005年に創業し、編集プロダクション業務、スマートフォンアプリや Web システムの開発など、アナログ媒体とデジタル媒体両方のコンテンツ制作を展開。デジタルネイティブな編集プロダクションとして、クラウドやDX、ITツールの事例やスタートアップ創業者の取材を手がける。自ら音声文字起こしAIを使ったクラウドネイティブなWebサービスを開発し、記事制作の生産性を高めている。また、提供するスマートフォンアプリは1,200万ダウンロードを超え、その知見を受託開発に活かしながらさまざまな企業のサービス改善に貢献している。