iPhoneでできる 病院DX
マイナビ出版
これからの病院が大切にすべき4つの価値観「HITO」
これからの病院が大切にすべき4つの価値観「HITO」超高齢社会を突き進む日本。医療は、人々の「健康寿命を支えていく」という課題に取り組んでいく必要があります。その一方で、医師をはじめとした医療従事者の長時間労働も問題となっており、病院の働き方改革も社会的な課題となっています。日本の医療と病院は、時代の課題と向き合い、変わっていかなければならないのです。そうした医療を取り巻く課題のいくつかは、DX(デジタル・トランスフォーメーション)によって解決できるかもしれません。
愛媛県四国中央市にあるHITO病院は、病床数現在257床、職員数約600人の中核病院。2018年に業務端末としてiPhoneを導入し、「病院DX」に取り組み始めました。導入時の台数は300台程度だったのが、執筆時点では、iPhoneが約480台、iPadも合わせると約550台になります。医師や看護師をはじめ病院で働く幅広い職域のスタッフに対し、ほぼ1人1台体制を実現しています。
本書では、そんなHITO病院のDXの取り組みをまとめました。これから病院DXに取り組もうと考えている方、また、病院DXに取り組み始めたものの、なかなか思うように進まないと悩んでいる方へ手に取っていただきたい1冊です。
発売日:2022-04-13
ページ数:160ページ
目次
第1章:医療を取り巻く環境の変化
第2章:待ったなしの病院DX
第3章:病院DXを成功させるために
第4章:iPhoneを導入しよう
第5章:iPhoneによる院内コミュニケーション・院内教育
第6章:日本初 iPhoneカルテがもたらすもの
第7章;リモート医療と地域連携・多職種連携
第8章:最先端デジタルとAIで患者の健康を支える
第9章:ニューノーマルへの対応
第10章:未来の病院に必要なチャレンジ
著者プロフィール
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愛媛県四国中央市。257床。2013年の開院以降、高度急性期から急性期、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟、緩和ケア病棟を持ち備えたケアミックス型の病院として、地域医療を支えている。病院名の「HITO」はスタッフの行動指針として掲げる「Humanity:患者さまを家族のように思い温かく接します」「Interaction:患者さまとの対話を尊重し相互理解に努めます」「Trust:技術と知識の研鑚に努め信頼される医療を目指します」「Openness:心を開き患者さまと公平に向き合います」の頭文字を取ったもの。「HITOを中心に考え、社会に貢献する」という病院の経営理念のもと、誰からも選ばれ、信頼される病院を目指している。
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