エンジニアなら知っておきたいコンテナのキホン
インプレス
- 株式会社BFT(著者)
豊富な図版でコンテナの全体像が掴める!
初級エンジニアにとって、コンテナの概念は非常に難解で、しっかりと理解するには時間がかかるものです。本書は、250点に及ぶ図解を駆使して、コンテナの概念と全体像をやさしく把握できるように書かれています。特に、デファクトスタンダードと言われるコンテナエンジン「Docker」と、コンテナ管理ツール「Kubernetes」については、多くのページを割いて解説しています。
また、コンテナを取り巻く周辺技術としてCI/CDやマイクロサービス、サーバーレスの基礎のほか、DevOps等のキーワードも取り上げています。さらに、実際にハンズオンで手を動かしながら、現場で役立つ知識も身に付けられるように構成してあります。
本書により、コンテナの基礎知識を習得できるだけでなく、ハンズオンを通じた体験までを実現できます。
※本書は、インプレスの技術メディアThink ITのWeb連載記事「初心者のためのコンテナ入門教室」を書籍化したものです。書籍化にあたり、大幅に加筆・修正をしました。
発売日:2022-03-15
ページ数:224ページ
目次
表紙
まえがき
contents
第1章 コンテナの概念
第1節 時代とともにシステムインフラは見えないものへー「コンテナの登場??」/いざ、コンテナの世界へ/そもそも「インフラ」ってなんだ
では「ITインフラ」とは?
ITインフラも変化し続けている?
ITインフラはさらに見えないものへ/コンテナ参上!
第2節 コンテナってなんだろうー「コンテナ」の概要を知る/コンテナ誕生までの歴史とコンテナの成長
コンテナの構造
コンテナの基本構成
コンテナのプロセス
コンテナのネットワーク
第2章 コンテナエンジンDocker
第1節 コンテナにもエンジンが必要! その代表格「Docker」とは/コンテナといえばあの「クジラ」?
1その代表格「Docker」とは
Dockerを知ろう!
Dockerイメージとは
コンテナの性質を理解しよう!
複数のコンテナを効率よく管理しよう!
第2節 実際にDockerを動かしてみよう!/Dockerをインストールしてみよう
Dockerの起動
コンテナを起動してみよう
第3章 コンテナオーケストレーションシステムKubernetes
第1節 コンテナオーケストレーションシステムKubernetesの構成
クラスタ
マスターノード
ワーカーノード
第2節 Kubernetesのリソース/Manifest
Kubernetesの中で働くリソース
Kubernetesのアクセスコントロール
第4章 コンテナ基盤の運用
第1節 Kubernetesの運用を助けるツール群/Helm
CoreDNS
Prometheus
Fluentd
第2節 コンテナ基盤を安全に使うためのポイント/コンテナの脆弱性を知る
コンテナの監視
第5章 コンテナの実行環境
第1節 コンテナは場所を選ばない! オンプレミス or クラウド × コンテナ/コンテナ実行環境の種類
AWS(Amazon Web Servicies)とAWS上のコンテナ環境
Microsoft AzureとAzure上のコンテナ環境
GCP(Google Cloud Platform)とGCP上のコンテナ環境
実際にAmazon EKSを触ってみよう!
Amazon EKSを使用する準備作業をしよう
Amazon EKSクラスタを作成する
Amazon EKSワーカーノードを作成する
コンテナへのアクセス経路を作成する
サンプルアプリケーションをデプロイする
環境の後片付けをしよう
第6章 コンテナ技術の活用
第1節 コンテナを活用した開発へのアプローチ
コンテナとDevOps
CI/CD
DockerはCI/CDと仲良し
CI/CDのプラクティスを実現する代表的なツール
第2節 コンテナをさらに活用しよう! マイクロサービスとサーバーレス/マイクロサービスアーキテクチャとは?
サービスメッシュとは?
サーバーレスアーキテクチャとFaaS(Function as a Service)
第3節 コンテナを導入する際に必要な検討ポイント/主な検討ポイント
最も大事なのは導入目的の明確化
身近なコンテナ活用事例「Spotify」
学習ガイド/基礎学習
資格試験
おわりに
索引
著者プロフィール/媒体紹介
奥付
著者プロフィール
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株式会社BFT(著者)
「情報インフラで社会を元気に」をモットーに、人々の環境を整える会社。生活を便利にするためのITシステムづくりと人材育成に取り組んでいる。創業以来、「より価値の高いシステムを提供しつづけること」を使命とし、システムづくりで社会に貢献。創業17年を経て「人とシステムをつくる会社」に使命を変え、システムづくりに加え、システムにかかわる人材の育成にも力を注ぎ、さらに豊かな社会の実現を目指している。
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