一手ずつ解説! 碁の序盤・定石改革講座
マイナビ出版
- 大橋成哉(著者)
1冊で序盤の基礎完成!
定石覚えて2目弱くなりと言うけれど・・・
「局面に適していない場合でも覚えている定石だけを打ち、石の方向が悪くなってしまう」というミスを戒める格言です。
せっかく定石を覚えたのに、上達の逆効果になってしまっているのでは非効率です。
そうならないためには以下のようなことが重要です。
・局面に適さない定石を打たないように、複数のパターンの定石を覚えておく
・定石の手の意味を一手一手丁寧に覚える
・石の良い方向を身につける
本書は布石や定石の仕組みから丁寧に解説しています。
「なぜ布石は隅や辺から打ったほうがいいのか」「定石を打って悪くなるパターンはどのようなものか」など、
原理的なところから理解できます。
また、実戦に頻出の定石を148個紹介しています。事典としても使えるので、ぜひ有効活用して定石の習得に役立ててください。
本書一番の特長として、紹介した定石を用いた序盤30手の19の進行例を「一手ずつ解説」しています。
「周辺の状況がこうだからこの定石を選ぶ」という実戦的な解説をしているので、覚えやすくより役立つ形で身につけることができます。
序盤の基礎完成にはピッタリの一冊となっています。
発売日:2021-01-21
ページ数:256ページ
著者プロフィール
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大橋成哉(著者)
平成2年生まれ。大阪府出身。平成17年入段、27年七段。
平成22年:第37期天元戦本戦出場。
平成29年第43期天元戦本戦準々決勝進出。
京都大学で囲碁の講義を担当するなど、普及活動にも積極的に取り組んでいる。
著書に『サクサク解ける! 詰碁と手筋の基礎トレーニング400』、 『一手ずつ解説! 碁の感覚がわかる棋譜並べ上達法』
『「用語・手筋・形」がまとめてわかる囲碁辞典』(マイナビ出版)がある。
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