幼児化する日本は内側から壊れる
東洋経済新報社
- 榊原英資(著者)
世襲政治家からモンスター客まで、全国民の間で幼児化が進んでいる。その実態を観察し、成熟とはどういうことかを考える。
「物事を単純に白だ黒だと決めつけて、どちらかを一方的に攻撃する、
他人は自分の思い通りに動くものだと思い込む――
そうした考えを持つのは、人間の幼児化です。
クレーマーの増加はその表れでしょう。
それに対する企業も、しばしば『謝りすぎ』ではないでしょうか。
本来リーダーであるべき政治家も、大人であるべき中高年も、最近どこかおかしい。
知的な面で人々の退化が進み、日本が内側から壊れてしまうことを、いま私は危惧しています」
--著者・榊原英資氏が社会と人々を観察し、成熟とはどういうことかを論じます。
発売日:2016-03-30
目次
第1章 どこまでも広がる反知性的行動
第2章 幼児化する指導層(1) 政治家
第3章 幼児化する指導層(2) 企業経営者
第4章 いつも何かがおかしい教育論議
第5章 大人になれない中高年
第6章 地方活性化のための発想転換
第7章 大人はどう考えるか
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