天皇を救った男 笠井重治
東洋経済新報社
- 七尾和晃(著者)
日米開戦回避、天皇戦犯訴追回避、ニクソン電撃訪中。歴史的事件の背後で密使を務めた謎の男の正体とは?波乱の生涯を描く本格評伝。
戦後史が動くとき、必ずこの男がいた。
日米開戦回避工作、天皇の戦犯訴追回避、ニクソン電撃訪中
歴史的事件の背後で、「密使」を務めた謎の人物の正体とは?
歴史に位置付けられざるバックチャネル(裏面史)がいま蘇る。
波乱の生涯を描く初の本格評伝。
<本文より>
占領軍司令部でマッカーサーに間近で仕えたフェラーズは日本通として知られた将校だった。笠井は、フェラーズの奮闘を間近で見ていただけではなかった。フェラーズがマッカーサーに提出し、天皇制護持を進言した建白書の作成そのものに、笠井は深く関わり、フェラーズの活動を裏で支えていたのである。しかし、笠井が生前、それを声高に主張することはなかった。(本文より)
<主な登場人物>
昭和天皇、近衛文麿、ダグラス・マッカーサー、チャールズ・ウィロビー、ジョセフ・グルー、マンスフィールド、岸信介、佐藤栄作、周恩来、汪兆銘 etc.
発売日:2018-12-21
目次
はじめに
第1章 一本の電話
第2章 事件の伏線
第3章 天皇を救った密使
第4章 ナゾの男を追って
第5章 遺された日記
第6章 遺されたメモ
後書きに代えての付記
主要参考文献と謝辞
絶賛!発売中!
-
- モノづくり原論
- ビジネス・経済 読み物
- モノづくりは、作る人、売る人、使う人、誰もが元気になる源。忘れかけていたモノづくり魂や働くことの喜びを取り戻すためにいま必要なことを説く、ビジネスマンの心を熱くする一冊。
-
- ミッシングリンク
-
- 谷脇康彦(著者)
- ビジネス・経済 読み物
- 日本の電機・通信産業の苦況の原因である5つのミッシングリンク(失われた環)を解き明かし、それらをつなぐ再生への処方箋を示す。異端の官僚が業界の未来を問う渾身の書。
-
- 農民国家 中国の限界
-
- 川島博之(著者)
- 国際社会・国際政治
- 「奇跡の成長」を続ける中国は、8億人もの農民を抱える巨大農民国家である。従来の中国論では着目されなかった「農」と「食」の部分にスポットをあて、課題と将来像について論じる。
7258件中 6949-6952件目先頭前へ1731173217331734173517361737173817391740次へ最後
Copyright © Mynavi Publishing Corporation