「キレ」の思考 「コク」の思考
東洋経済新報社
- 村山昇(著者)
論理的、具象的な思考である「キレ」の思考と、直観的、抽象的な「コク」の思考。「コク」の思考が加わってこそ、独自性が強い、ブレークスルーが起こせる。
ロジック“だけ”では「大きな答え」は出せない!
「大きな答え」は「キレ」と「コク」を往復してこそ生まれる。
分析的に論理的に、具象的で直線的に、明瞭さを追求しながら考えることは重要である。
と同時に、綜合的に直観的に、抽象的で非直線的に、ある種の曖昧さを友としながら考えることも重要である。
本書では、前者を「キレ」の思考、後者を「コク」の思考と名付ける。そして昨今のビジネス現場において、「キレ」の思考への偏重が進む一方、「コク」の思考への軽視があることや、両者間の力強い往復運動が起こりづらくなっていることに視線を向ける。「コク」の思考を鍛えるワークショップとして、演習問題も収録。
発売日:2012-12-13
目次
第1章 「思考球域〈Thought Sphere〉」
第2章 なぜいま「コク」の思考なのか
第3章 曖昧なことを「定義化する」
第4章 曖昧なことを「モデル化する」
第5章 曖昧なことを「比喩化する」
第6章 曖昧なことを「マンダラ化する」
第7章 「モラルジレンマ」に立つ
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