2020年の日本
東洋経済新報社
- 谷川史郎(著者)
伸びないGDP。高止まりする自殺者数。低め安定の日本は、「だらしない成熟」に陥っている。野村総合研究所独自調査から、強靭でしなやかな日本を創成するための診断と処方を描く。
野村総研独自調査で次の時代を克明に描く――。
「3.11」は旧来の日本における構造的問題をあぶり出し、次の10年への指針を示す出来事だった。現実に、社会で進行する変化を観察し、丹念に拾っていくならば、次世代のステップともなりうる事象がすでに多く存在するのに気づく。野村総研の独自調査で浮かび上がる変化を丁寧に紹介し、どこに機会と希望が存するのかを体系的に説明する。
発売日:2012-12-27
目次
はじめに――美点凝視
第1章 「だらしない成熟」をする日本に迫る社会の変質
第2章 残された時間はあと10年。強靭な「非晶質構造」への転換
第3章 次世代にとって誇りある仕事の創造
第4章 変化の芽を育てるために、一人ひとりができること
おわりに――日本も捨てたものではない
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