ゲームが変わった
東洋経済新報社
- 中村吉明(著者)
「ものづくり」で稼げなくなった日本は、これからどうやって稼いでいくのか。水、鉄道などの具体例を挙げながら、競争力強化のために、これから採るべき道を示す。途上国型戦略からの転換を促す。
「ものづくり」を中心にすえた日本企業は、過当競争からガラパゴス化に陥り、世界市場の競争環境が変わるなかで、かつての競争力を失いいつつある。日本企業のお家芸であった「ものづくり」と「すりあわせ」はもはやアドバンテージではなく、コスト増を引き起こし、世界市場で新興国等にもはや勝てなくなっている。それならば「新しいゲーム」で勝つためには、どのような研究開発が必要になるのだろうか?
従来のいったんつくってしまえば終わりという「もの売り」ビジネスから、新しいゲームの世界では、オペレーションとメンテナンスを含んだ「システムで稼ぐ」モデルが主流となる。「水ビジネス」「鉄道ビジネス」などを例に「インフラ輸出」の現状と問題点を明らかにし、日本企業が今後の新しいゲームを勝ち抜くためのふさわしい戦い方を探る。
発売日:2011-09-29
目次
第1章ゲームが変わった
第2章「ものづくり」信仰はなぜ悪いのか
第3章どのような研究開発がいいのか
第4章「システムで稼ぐ」モデル1――水ビジネス
第5章「システムで稼ぐ」モデル2――鉄道ビジネス
第6章活路をどう見出すか
絶賛!発売中!
-
- 感情労働の時代 ~つらい精神的な労働を乗り切る方法~-週刊東洋経済eビジネス新書No.39
-
- 週刊東洋経済編集部(著者)
- ビジネス・経済 読み物
- 仕事に応じて適切な表情を求められる感情労働。上手に感情をマネジメントし、疲弊しないための方策を考える。
-
- 和牛肉の輸出はなぜ増えないのか
-
- 横田哲治(著者)
- ビジネス・経済 読み物
- 世界で和牛ブームが起こる一方で日本の和牛農家の廃業が増えている。日本の畜産業の現場を歩き、活路を見出す良策を探る。
-
- なぜ日本は若者に冷酷なのか
-
- 山田昌弘(著者)
- 日本社会・日本政治
- 若者に冷たい日本の将来はどうなる? 最も悲惨な下降移動社会の到来が避けられない。家族社会学の視点からの警告の書。
7256件中 6589-6592件目先頭前へ1641164216431644164516461647164816491650次へ最後
Copyright © Mynavi Publishing Corporation