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IFRSはこうなる

東洋経済新報社

IFRSが、TPP同様、英米主導で恣意的に制度化されてきたのかを明らかにする。また日本はIFRSを強制適用するのではなく、連単分離・任意適用し、「物づくりの会計」を世界に発信すべきと訴える。

IFRSはどうなるのか――。読者の皆さんは、では「IFRSはこれからどうなるのか」とか、「日本はどうしたらいいのか」に強い関心をお持ちだと思います。
本書の書名に「連単分離」と「任意適用」という副題をつけています。最近の企業会計審議会や財界の議論を見ていますと、IFRSを個別財務諸表(単体)に適用するというシナリオは消えてなくなったと考えていいようです。いわゆる「連単分離」です。
2009年6月に企業会計審議会が公表した「中間報告」では、IFRSは「上場企業の連結財務諸表」に先行的に「強制適用」することが想定されていましたが、「すべての上場企業に強制適用」という線も「ありえない話」になったといってよいと思います。仮に、「強制適用」というシナリオが残るとすれば、日本企業のごくごく一部です。また仮にそのような場合でも導入コスト面からもまたその適用が企業活動に与える影響をよくよく慎重に検討したうえで決定しなければなりません。ほとんどの上場企業は、「IFRSを使いたいところだけが使う」、つまり「任意適用」になると思います。
「信じられない」という方、「そうなったら嬉しい」という方も多いと思います。本書では「なぜそうなるのか」「なぜそうするのか」という背景や理由をたっぷりと書きました。是非、ご一読、いえ、じっくりとお読みください。きっと「腑に落ちる」「そうだったのか」「やっぱりな」という話に出会うと思います。

発売日:2012-03-31

目次

第1章 台頭する「IFRS任意適用」論
第2章 「IFRS物語」
第3章 暴走するIFRS
第4章 なぜ世界中の会計基準を統一するのか
第5章 「原則主義」で会計ができるか?
第6章 こんな会計を信用できるか
第7章 IFRSは誰のためのものか
第8章 日本の国益と産業を左右するIFRS
第9章 IFRSは生き残れるか
第10章 「連単分離」は世界の常識
第11章 「同等性評価」が世界を救う
第12章 日本はいかなる会計を目指すべきか

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